主 2013-06-22 18:50:00 |
|
通報 |
(相手が掴まったのを確認すると再び自転車を漕ぎ出し。相手の自宅から己が住むアパートまでの距離は相手を怖がらせないような安全運転に努め)
――降りろ。
(やがて辿り着いたのはそう広くはないがそこそこ新しめなアパートで。相手に振り返り降りるように告げると、近くの自転車置き場に自転車をとめ相手の元に戻り。「痛みが強くなったりしてねぇか?」怪我の具合を気にしながら荷物を受け取って。己に警戒心を持つ相手を連れ出す為一人暮らしだという事を敢えて明かしていなかったが、此処まで来てしまえばこっちのもの。今更わざわざ説明せずとも部屋の広さで同居でない事は何となく分かるだろうと考えながら、相手に肩を貸し二階にある部屋までゆっくりと歩き出して)
| トピック検索 |