梓様> …では早速ですが荷物を運びますね(と言えば通知されてから直ぐ移動できるようにと持っていたキャリーバッグを引きながら相手の部屋へと歩き。相手が嬉しそうだなと横目で見てくすりと笑い。本当に梓様で良かったな…なんて誰にも聞こえないような声でぽそりと呟いて。視線を何時までも逸らしているのは逆に不自然かと思いさりげなく戻せば此方を窺っている様子の相手と目が合ったので微笑んで。