* 2013-06-16 22:52:33 |
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…ああ、ロミオ様、なぜ貴方はロミオ様でいらっしゃるの。
(意識は台本へと向けられており相手が目を覚ました事に気付いていないらしく、貢を捲っていると有名な台詞を視界に捉えたのか口遊む程度に呟いて。其れを舞台上で傍らで横になっている相手へ告げなければならない事想像しては少々気恥ずかしいのか自身の前髪辺りくしゃりと掻き。恐らく相手は更に良い噂等殆ど無い己とペアになった事憂いているだろうと自嘲めいた笑み漏らし「どうすっかなァ。」なんてぽつりと呟き)
...ぶは、何、似合わね。( 思わず吹き出してしまえば其の侭の体勢で呟いて。相手の顔や性格からは全く想像出来ない其の不釣り合いな言葉に床をダンダンッ、と叩き爆笑しては、 「腹痛い、」 と目尻に浮かぶ涙を拭い深呼吸してみたり。 此処迄笑ってしまえば起きている事がバレてしまっただろう、と上半身起こせば相手の顔へと視線を向けるものの先程の記憶がリピートされてしまい、半分笑い掛けの表情で 「何しに来たんだ、」 とか問い掛けて。 )
っ…煩え。――つか御前起きてたのかよ。
(突如隣から聞こえた笑声に驚いたように瞠目し肩微かに震わせるも不機嫌そうに眉間に皺を寄せ悪態吐き。似合わぬ事理解しつつも小馬鹿にしたような笑い方に相手の肩を軽く小突き顔横へ背けて己の失態に小さく舌打ちを落とし。次いだ問い掛けに手に持っていた台本を殆ど投げるように手渡しては「…台本。要るだろ。」無愛想な短い言葉にて告げ)
ばっちり起きてた、( 緩く頷いて見せればニヤニヤとした厭らしい表情を浮かべ乍不機嫌そうな相手の頭をわしゃ、と撫でてみたり。 瞳ぱちくり、と瞬けば相手の意外な優しさに思わず頬緩み 「有難う、」 と台本を受け取り乍ぱらぱらとページ捲っては渋い顔を。 )
…汚え奴。
(己の事を棚に上げたような発言平然と吐くと何処か宥めるようにも思える撫でる優しい手付きと穏やかな表情に不機嫌であった心持は複雑になり。運動をしている割に細い手首を掴み今度は此方が揶揄うように「なら御前もどっか読んでみろよ。」嫌そうな表情浮かべる相手挑発するような傲慢な台詞告げては試すように僅かに顎上げ相手に目線下げ)
気付かない方が悪い、( 悪びれる様子など少しも無く相手の髪をワシャワシャ、と撫で続けて。 「綺麗な髪だなァ。」 と羨ましそうに相手の髪を掬えば手を離し。 「嗚?、何で俺も読む必要が有るんだよ、」 と首を横に振れば嫌だと主張するものの相手の態度に少なからず苛立った様で。 )
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