千早 2013-06-10 19:39:37 |
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これはまじすか!?学園の百合小説です
登場伽羅はシブヤとサドです
~依存~
あたしは最近シブヤに依存していると自覚がある
そして気が付いたらシブヤの後を目を追っていた
そんなある日シブヤが屋上に上がって行くのを見て私は後を追って屋上に向かった
屋上につくとシブヤが手すりで手をかけて外を見つめていた
「もう時間がねえのに…」
「よう、シブヤ,しんき臭い顔をしてどうしたんだ?」
声をかけるとシブヤがこちらを振り向いた
「サドか…なんでもねえよ」
「なんでもないわけないだろ
お前がうじうじなやんでいたらこっちまでしきくさくなるからよ」
「うじうじしていて悪かったな」
「悪くねえよ、私とお前の中だろう
もしかして優子さんの事か?」
「なぜそれを?」
「シブヤが悩むことと言ったらそれぐらいしか考えられないしな
それでどうしたんだ?」
「優子さんには時間が無いんだ…」
「優子さんが!?」
「卒業式までもったらいいほうだとだからそれまでに優子さんにまじ女の
てっぺんをもう一度みせてやりたいんだ」
「それなら私をたよれ、お前の為に前田を倒してやるから安心しろ」
「サド…頼りにしているぞ」
「ああ、まかせておけ!」
それなのに私は前田に負けた、結局シブヤの期待に応えられなかった
結局優子さんにてっぺんを見せてやることはできなかった
それから卒業式に優子さんは前田にてっぺんゆずって前田と一緒に病院に帰って行った
卒業式の後に私は屋上に向かった、やはり先にシブヤが来ていた
「やっぱりここにいたんだな」
「サドか…」
「何もかも終わったな」
「そうだな…」
「シブヤはこれからどうするつもりだ?」
「別にどうもしない、私は優子さんが全てだったからな…」
「なら私がお前と一緒にこれからの事を探してやる」
私はシブヤを後ろから抱きしめた
「サド…」
「シブヤ…」
私はそのままシブヤの口にキスをした
そしたらシブヤがうっとり私を見つめると今度はシブヤが私にキスをしてきた
私はシブヤと歩いて行く
この先何があってもそれは変わらない
~終わり~
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