リンリ 2013-05-29 19:16:10 |
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ーー2日目ーー
全っ然!寝れなかった・・・。
まだ半分寝てる頭を叩きなんとかむくりと起き上がる。
みんな寝てる・・・。
暇だぁ~暇・・・ピーン!
そーだぁ♪
麻理ちゃんをビックリさせちゃいましょうか♪
(←よい子のみんなはマネしないでね!)
見てみると、フフッ♪まだ爆睡中の麻理さん。
私は麻理ちゃんのベッドへ上がる・・・
ギシッ・・・
『おきっきろぉいー!!』
耳もとで思いっきり叫んでみた。
すると・・・
『あぁぁー!うっさいわね!!!』
と、朝から鬼みたく怒る麻理さん。
・・・あまりにも恐いので・・・
るるかさん逃げます!
ガラッ素早くとドアを開けて逃げる。
ふぅー・・・。
良かった来ないじゃん♪
楽しかったなー♪
逃げるのは何よりも得意だもんねーだっ!(←おいおい!)
このまま戻るのも何だし顔洗おっーと♪
スキップして向かったのは共用の洗面所。
朝早いし独占だー♪
・・・と思ったのに・・・。
おっとっと・・・?明かりが漏れている。
うーん。誰かいるみたいですねぇ・・・。
まぁいっか♪戻るより安全だしね!
そう思ったのに・・・。
『えっ!?』
『・・・!?』
お互い驚く。
そこに居たのはエリカだった。
うっ・・・気まずいかも?
(←同じ部屋ってこと忘れてる。)
私の思った事が顔に出たのか、
エリカは私の顔を見てクスッとバカにするように笑う。
『良かったわね?この世にあんたに告白する物好きもいたのね?』
クスクスと高笑いしだすエリカ・・・。
ムッカつく・・・。
『・・・まぁ私にはどうでも良いことだけど教えてあげるわ。』
するとニヤニヤとしだすエリカ。
なんなのっ!?男と女の接し方180度ちがうし・・・。
疲れないのかなー?
なんてノンキな事を考えていたら。
『勇樹がね?あんたの事ウザイって言ってたわよ~♪』
『えっ?』
『私からも。目障りなのよあんた!!』
バチンッッッ!!!
頬に激痛が走る。
私はあまりの痛さに倒れこんだ。
『まぁ、私のからの忠告よ。教えてあげたんだから感謝してよね?』
そう言い捨てるとエリカは満足したように行ってしまった。
エリカの言っていた言葉が頭を駆け巡る。
『ウザイか・・・。』
まぁ勇樹が言っても不自然な事じゃない。
私は最初から馴れ馴れしかったしな・・・。
殴られた頬が痛くて泣いてるんじゃない。
勇樹のその一言が胸に突き刺さって痛むの。
私はしばらくうずくまって声を上げて泣いた。
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