俺とお前 【BL】

(/全然大丈夫ですよっ！
本当そんな事思わせるほど遅れちゃってすみません…orz

…帰り、付き合いました記念に安物で良かったら買って帰る？(絡まる指先に頬緩ませたも相手の呟きが聞こえてくれば思わずぽかんとした視線相手に投げ。しかしすぐに己との関係の形になるものが欲しいのだと都合良く解釈してはへらりと頬緩ませては首傾げては提案してみて。相手があからさまに眉顰める様子に小さく笑い声漏らし乍ら「俺の前だけなら可愛いｰよ？」なんて悪戯な口調で述べつつ己の頬に触れる相手の手に擦り寄ってみせ。「俺もお前の事迎えられたら幸せｰ。…あ、おかえりなさいあなた、とか言おうか？」相手の言葉はそっくりそのまま己も同じ、それを笑顔で告げたのはいいが僅かに羞恥が湧いてきたのか軽い口調で後者つけたして。至近距離にて浮かんだ妖しい笑みに一瞬息詰めたも耳元で囁かれた言葉に嬉しそうに溜息らしきもの零しては「…うえｰ、倍以上とか俺死んじゃうよ」と苦笑にも似た笑み浮かべ。「やっぱサプライズか。…なら取り敢えずバイトを死ぬ気で頑張るしかねぇや。」相手の言葉にふむ、と一つわざとらしい仕草で頷いてみせれば結婚指輪は給料三ヶ月分が妥当、なんて言葉思い出しては神妙な顔で後者述べ。「うわｰ、褒めんでｰ。照れるし。」きゃｰ、なんてわざとらしく可愛らしい声上げてはつつかれた頬を手で覆い乍らへらへらと前者述べ。「だよなｰ。…けど、TPOは忘れちゃだめよ？」記憶を探るもどうやら己と相手の距離は元々友人としては近かった為か今更気にする姿が想像付くわけもなく相手の言葉に賛同する様に二三度頷き。しかし己の手の甲に相手の唇が触れればそれこそ今更かもしれないがTPOなんて事を告げては空いている方の手で相手の髪をくしゃりと一度撫でた後口づけされた手を相手から離して。「照れてねぇｰ。可愛くないからよくみてみなさい」相手の言葉にむ、と拗ねた様な表情浮かべては顔をぐいっと近づけて乍ら後者告げ。相手からもう一度差し出された携帯をへらりとした緩い笑みで受け取れば、「はいよｰ。……あ、佐原君のお姉さんですか？初めまして、僕佐原君の友人の橘と言います＿」笑みと同じ様な緩い返事返したも直ぐに繋がった相手の姉の声に一瞬肩揺らし。しかしすぐに畏まったいつもと違う口調で嘘の状況をさらさらと述べていき。どうやら上手くいったらしくあっさりと休む了解を得れば会話を締めくくり相手に携帯返せば「…帰ろかｰ」と相手の髪くしゃりと撫でて。