一生は無理かもしんねえけど…取り敢えず今は御前が居れば生きていけるかもな。多分、(再び歩み進め掛けた所で駆け寄って来た相手忙しない奴だと内心で思い乍ちらりと視線を送れば何とも締まり無い表情視界に入り己の発言に其れ程相手が喜ぶ様な事が有っただろうか等と考えつつ否定も摺る事無く頷いて見せるも多分を敢えて強調させ「うわ、何今の」と不意に洩れた笑みには思わず相手から離れて一定の距離を取り)