▼ロル練習所▼

取り敢えずﾛﾙ練習を。



―...だりｨ、(火照る身体、鈍い頭痛、重い身体、そして視界がゆらゆらと揺れる。其れ等に上半身を起し眉を顰れば小さく舌を鳴らす。ずきずきずきずき。そんな音が似合いそうな頭痛を起す頭を隻手で抑えればよたよたとﾍﾞｯﾄﾞの端まで行けば其処に腰を下ろした状態で携帯を睨む。ふと思い出すのは先日の事。何で雨の中傘も差さずに...。1日前の己の行動に後悔をしつつ、頭に当てた手で後頭部をがしがしと雑に掻く。..そういえば彼奴は大丈夫だろうか。彼奴も傘を差さずに濡れて帰っていたが...。ぼんやりとｸﾗｽﾒｲﾄの中のとある一人。着崩していない制服、綺麗な黒のｽﾄﾚｰﾄの髪を濡らして雨の中駆けていく少女。其れが頭に浮かんできてはぼんやりと其の姿を思い浮かべて多少の心配を。其の侭ある程度の時間が経てばはっ、と我に返り未だに頭痛のする頭をぶんぶんと横に振る。―...何で彼奴の心配なんかしてんだ、俺らしくもねｪ。熱の所為だという言い訳を心中ですれば其の侭ぱたん、と力なく仰向けになるようにﾍﾞｯﾄﾞに倒れ込む。ｶｰﾃﾝの隙間から漏れる朝の日差しに眩しそうに双眸細めては目許を己の腕で覆い隠して。....今日は学校、休むかな。そう頭の中で呟き乍、己の腕の中で表情を歪めた。 )



( 1 ) なのか ( 13 ) なのか ( 17 ) なのか...。
ｼﾁｭがよく分からないですね、　自分も未だ未だだなｧ..。