朝倉 千乃 2013-03-23 15:27:02 |
通報 |
んー…そっか…、(相手のことがまだ気になるがあまりにしつこいのも変だと思い始め、頭をポリポリ掻きながら微妙な返事を返し、足も大丈夫と聞けば良かったと微笑み相手を見送ろうとするが少し良いことを思いついたのか相手の前にまた立ちはだかって“もっとお前の事知りたいんだけど、一緒に帰らねぇか、?”と微笑んで)
(/はいっ、!)
...わ、私なんかよりあの人の方がいいと思います。( どうして自分なんか、と驚きを隠せない様で目見開いては首ぶんぶんと横に振り。きょろきょろ、と辺りを見渡すと其処には相手と同級生の女性が歩いており、その人を指差して。/
んや、俺はお前に言ってんの、(相手が指差している方向にいる同級生の女子をチラリと見ては相手の方へ顔を戻して“逆に俺じゃだめなのか、?”と眉を下げながら相手に問いかけ。)
い、いえ!、そんなんじゃなくて...、( 慌てて手を横に振ると「...私なんかと帰ってもつまらないですし 」と何処か不安そうに告げ。それに自分なんかと帰ったら他の生徒に変な噂をされるかもしれない。口には出さないがやはり相手に迷惑を掛けるのは嫌な様で、/
そんな事まだ帰ってみないとわかんないだろ、?(相手の頭をポンポンと叩きにぃっと微笑んでは頷いて“後、私なんかって言うなよ、?…何考えてるかわかんねぇけど、俺がしたいって言ってるからそれで良いんだよ、!”と相手の手をそっと引いて忘れ物をしたという教室へ向かい)
わ...っ、は..はい、( こくん、と小さく頷けば相手の後ろから付いていき。異性の人に手を引かれるなんて初めてなのだろう、微かに頬赤く染めては俯けば周りの目が気になるのかチラリ、と辺りを見て。女子生徒からの視線が痛い...、等と思っていれば。/
ん、教室着いたからちょっと待ってろよ、(廊下を歩いている途中は辺りの視線が全く気づかず教室の前に着いては立ち止まり俯いてる相手に声をかけ。教室に入っていけば忘れ物を机から取り出して“着いてきてもらって悪かったな、?じゃ、行くか、?”と相手の顔を見て微笑み)
そ、そうですね..、( こくん、と頷けば背後からの視線に苦笑して。今更ながら本当に自分なんかが相手と帰ってもいいのだろうか、と疑問を抱き。はぁ、と溜め息吐くとなるべく相手とは距離を取って歩きだし、/
ん…、?何でそんなに離れて歩くんだ、?(ふと隣に相手が居ない事に気づき背後を見れば相手が距離を取って歩いてるのを見てよくわからないのか首を傾げて“何か俺と帰りたくない理由でもあるのか…、?”と相手へ近づき顔を覗き込んで)
えっと...、その..変な噂とかされたら先輩に迷惑掛けちゃいますから..、( しどろもどろに言葉を繋げては自分の勇気の無さに呆れ「 あ、別に先輩と帰りたくない訳じゃ無いですよ...! 」と顔を上げると相手と視線が絡み咄嗟に目逸らして、/
変な噂…、?そんなのされても良いじゃん、俺は別に全然迷惑じゃないけど、?
(相手の顔を見て微笑んでは相手の頭をくしゃくしゃと撫で“別に俺の事は気にすんな、!”と頷いて。相手が自身と帰りたくない訳じゃないとわかるとホッと溜息を吐き相手が目を逸らした事が気になり“ん、どした、?”と尋ね)
...分かりました、( まだ納得していない様だが小さく頷いて。どうしてこの人は自分なんかに優しくしてくれるのだろう、それも今日知り合ったばかりだ。同性の子でもこんなに話をしたことはない。ただでさえ引っ込み思案で人と話すことが苦手な為、会話が続かないのであろう。「 な、何でもないです...! 」と首を横に振って。/
ん、そうか、?(相手がなんでもないと首を横に振ったのを見て首を傾げて。次こそは相手に距離を取られないようにそっと相手の手を引くと、にっと微笑み“んじゃ、行くぞ、?”と廊下を歩いて行って、会話が無いのが嫌なのか“なぁなぁ、何でそんなに控えめなの、?”と相手の顔を見下ろしてはじっと見て)
え、えっと...、あまり人と話すことがないから..でしょうか?、( どうして、と問われると確かに何故だろう。自分でも良く分かっていないが、普段人と関わりが無いせいでもあるだろう、と苦笑混じりに上記を述べては緩く首傾げ。やっぱりつまらないのだろうか、と少々不安を抱き。/
うーん、そっか、?(へぇ…と納得したように頷き相手の顔を見ては相手が思ってる事がわかったのか誤解されやすい言い方しちまったかな…と申し訳無さそうな顔をし“俺はお前と居て楽しいから気にすんなよ、お前は俺と居て楽しいかはわからねぇけど…”と少し苦笑しては相手の頭を撫で、また歩き始め。)
いえ、楽しいですよ...!、( 相手が楽しいと言ってくれたことに対し嬉しそうに笑み浮かべては、ふるふると首を横に振って。今までは自分と帰る人など少なかった為、こうして自分と帰ってくれるということが単純に嬉しい様で。/
そっか…、良かった、(立ち止まって相手が言ってくれた事にホッとしては嬉しそうににへ、と微笑み相手を見つめて。少し時間がたっては相手の手を引きながらまた歩き始め“どっか寄ってくか、?”と首を傾げて)
ん..、先輩の好きな所に行きたい...です、( 考える様な素振りしては左記を述べて。少しずつだが相手と話すのにも慣れてきた様だ。相手が微笑むのに釣られて此方も自然と頬が緩み。駄目かな、と心配に思いながらもじぃ、と相手を見て。/
んー…、俺の行きたいとこか…(少し何処へ行くかを考え込んではピンときたのかに、と微笑んで数回頷き。ふと相手の事を見ては相手が自身のことを見ていたのに気づき首を少し首を傾げて“どうかしたか、?”と不思議そうに尋ね)
じゃあ..其処で。( 相手の頷いたところを見ればほっとした様に笑み浮かべ小さく頷いて。「 あ、いえ..。何でもないです 」と既に許可が出ていた為、首を横に振れば何処か嬉しそうに微笑んで。帰りに遊びに行くなんて初めてで少し緊張していて。/
トピック検索 |