私だけの物語【乱入禁止】

ある日、私は彼のそばにいるために、一人で寂しかったので、彼に抱き締めてました
そして、彼も私を抱き受けてくれました。多分、寝転がってるときだと思うでしょう
お互いにﾆｺﾆｺして笑ったり、じゃれあったりして幸せな時間を過ごしてました
ですが、深い深い夜になっていくと……彼は急に私の名を呼びました
私はなんだろうと聞くと真面目な話なんだと言われました
私はなんども彼に騙されてて過去、寝るとか彼女ができたとかと言われてしまってたので
ふざけてるのかと思いきや、本当に真面目な話でした
それは……

実は…俺、貴方の事…いや白王子と貴方の事ずっと見てました。
ストーカーをしてましたごめんなさい。

なんとそんなことをいいました。私は…はっと思い、そう、ｽｷﾝｼｯﾌﾟをされたとき白王子を通報してくれたのは、彼だったのです。私はそれに驚き、そして彼は…

俺は、貴方がｽｷﾝｼｯﾌﾟされてるのを見て、苦しいだろうな…辛いだろうなぁ
死にたいよな……って思ってるかと思って、白王子を通報し俺は貴方を影で見守ってた。
別に俺は貴方の事で好きでやったわけではないのだ。ただ、あんなことでされてるのを見て通報して影で見てただけなんだ。

と言い、私は……思わず、一粒の涙が落ちて彼を抱き締めました
とても嬉しくて、もしこんなことがなかったら、今ごろまだｽｷﾝｼｯﾌﾟをされ続けてた。
彼と付き合ってなかった………

…………これが、本物の王子様なんだ
影で見守る、黒の王子様だよ。

と私は言い、彼はそうだねと微笑みながら答えてくれました
彼は本当に私を愛してくれる証拠を今までしてくれました。
女の子に告白されたのに、私だけを愛し、そしてやめてくれたこと
元カノと旅行するはずだったのに、やめてくれたこと
私の悩みをちゃんと聞いてくれたこと……


私は正直、今まで、彼には無理しなくて言いと言ったのに、彼はこんなに私を愛してたなんて
思わなくて………ついに、女の子を待つのではなく、彼と付き合うことにしました