土曜日1時から

ロスタイムってのは直訳で損失した時間で、たぶん無駄に費やした思い出、記憶って意味だろうからシンタローのアヤノちゃん死んじゃってからの時間のことだと思います

で、「目に焼き付ける話」ってのは、
目の当たりにしたものを強く記憶に留めて忘れないようにする、見たものをしっかりと心に刻む、といった意味の言い回しだから最後に見たアヤノちゃんを忘れないぞって意味だと考えられる
透明アンサーも入ってる
あとギターとかリズムが所々チルレコだった
「また今日も、君が好きだった」という作者コメかシン→アヤはほぼ確定
繰り返す後悔の話ってのがイメージ


数年経っても　影は消えない
感情ばかりが　募って行く
踞（うずくま）って　一人　描（えが）いていた
そのまま、アヤノが死んで数年経っても、自分の中のアヤノの影は消えない
後悔などの感情が募っていく

炎天直下　坂道の上
滲（にじ）んだ　僕らが　歩いていた
夏の温度が目に残っていた
夏かな～とも思ってたけど冬服だから夏の温度が目に残っていたで残暑の厳しい秋かな
でも自殺したのは夏のだから夏かな
目に残るも月日がたってもまぶたの裏に焼き付いて忘れられないって意味だし

「構わないでよ、」
「何処（どこ）かへ行ってくれ」
君の手を払った

「行かないよ」
なんて言って　君は
僕の手を掴んだ

「五月蠅（うるさ）いな」
僕は　ちょっとの先を
振り返ずに　歩いた

『本当の心は？』
夕方だからおそらく下校時
ちょっとの先は自宅までかな
「本当の心は？」は多分アヤノちゃんのセリフ
アヤノちゃんの目は赤い→能力もち→一説では他人の心が読める能力?（セトの目を盗む能力とかぶるから微妙だが）→まぁチルレコで愛しくて、辛くて世界を嫌った人の所でアヤノちゃん出てきたから多分自殺の原因はそれだから能力と関係があると思う

「聡明（そうめい）」なんかじゃ　前は向けない
理由が無いから　腐って行く
巻き戻って　くれれば良いのにな

この時点での時間は12時32分

何年経っても　僕は死なない
希望論ばっかりを　唱えている
当然今日も君は居ないのにさ

「構わない、＊＊よ、＊＊よ」って　手首を
握って、ただ呪って

何も出来ないでただ、のうのうと
人生を貪った

「夏が夢を見せるのなら、君を
連れ去る前へ」　なんて

照れ隠しした日々が　空気を照らして
脳裏を焦がしてる

18歳になった少年
また何処かで待っていたんだ
カゲボウシ　滲む　姿を
思い出して

炎天下に澄んだ校庭
笑っていた君が今日も
「遊ぼうよ」って言って
ユラユラ　揺れた

「心配です」と　不器用な顔
隣人なんかには　解んないさ
悲しそうな　フリをしないでくれ

エネのジャージで人造エネミーの歌詞が絡んでる
これも12時32分

朦朧（もうろう）、今日も不自然でいよう
昨日のペースを守っていよう
君の温度を忘れない様に

叶わない　夢を願うのならいっそ
掠（かす）れた　過去を抱いて
覚めない　夢を見よう
アヤノを思い篭る日々

当然の様に　閉じ篭（こも）って
「それじゃあ、明日（あす）も見えないままですよ？」
それならそれで　良いさ
エネの能力は目を覚ますだから篭って夢を見続けようとするシンタローの目を覚まそうとする

つまらない日々を　殺す様に手を染め
『一人』を選ぶから
人造エネミーの最後に喋るだけのおもちゃはもう飽きたと言ったでエネを消す（エネはデリートしても復活する）その風刺かな
首を締めてるんじゃなくてデリートボタンを押した解釈

18歳、腐った少年
また今日も祈ってたんだ
色めいた　君の笑顔に
しがみついて

炎天下に「どうかいっそ　連れてってくれよ」なんて
呟いて息を静かに止めた

ここで薊登場
時間は12時32分前

「聞こえていますか」と　声が消えた
理由もなんだか　解っていた
夏の温度に 手を伸ばしていた

炎天下、願った少年
「あの頃」に立っていたんだ
夏めく君の　笑顔は
変わらなくて

「死んじゃった。ごめんね」　なんて
「『サヨウナラ』しようか」　なんて
寂しいこと言わないで　往かないで
カゲボウシが　そんな僕を
見つめていたんだ

時間は12時32分
　
　
見ずらくってごめんなさい。