如月 真白 2013-02-17 00:17:16 |
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(夕暮れた教室に差し込むのは一筋の夕日。
照らし出された教室は無機質だが、どこか安心する様な雰囲気。
長い授業もホ-ムル-ムも終焉、ゆっくりと挨拶をして、机に座り込む。
やらなくては行けない事は沢山だ。
花瓶の水替、黒板の清掃、机の拭き取り、
最早日常になりかけている事をしようかと、床を蹴り、立ち上がった時に見えたのは、己より小さな姿。
見た目的には女の子だろう、
元々、女の子とは関わる事は無かったから、良い機会かな、と静かに思考を走らすと、
「...えと、放課後だから早く帰った方がいいよ、」
少し上ずった声を肺から押し上げては、小さく安堵の溜め息。
有難う御座います、宜しくお願いです。))
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