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事の発端は昼休み。
…何だこの出だしは。まぁいいや。

私はさ、まぁ、二組を覗いたわけだよ。
目的は一つ。

なぁ、お前等だってわかってんだろ？

なのにさぁ、何なのアレ
ビックリした―ほんとビックリした―
やっぱ頭の弱い子はやることが違うね？
むしろその鈍感さに尊敬するするよ、凄い凄い。

いや、それともわかっててやってんのか？ならなおさらたちわりーな
あのさ、好きだって知ってるよね？ね、なんでそんな事するかなー、ほんと訳わかんない

人のものだからこそ気になるってか？
別にこれくらい悪い事じゃないだろってか？
それとも私への当て付けか？

もうほんとなんなの？勘弁してよ…
いやなんだよ、もうやめて

気付いてお願い、気付いて

お前等のせいで涙流してる自分がさ
惨めで
哀れで
情けなくて

何ていうのかな…やるせない。
苦しいんだよ
みてるとさ、ほんと泣けてくんの。

ねぇ、お願いわかって
気付いて

わかってるんならさ、なんとかなんないの？

ねぇ、近いのに遠いんだよ、私達。
だから苦しいの

こんなにいつも一人の人だけを想いながら毎日暮らしてて
もうさ…
いやなんだよ、この距離が
我慢とか、そういう感情がさ





自分の中で制御しきれなくなるのが怖いの