「ねぇ…僕じゃ…ダメ?」 不意にそう聞く隼人 ダメじゃない…ダメじゃないけど 私の頭には、あの人しかいないの 「隼人……………ごめんっ」 「あいつのこと…やっぱり好きなんだ」 私は小さく頷いた 本当に…好きだから。 「じゃあさ…今日は…いいよね?」 「…うん」 満月の夜 私と隼人は…一つになった