流架 2013-01-02 10:17:26 |
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物語1
茉莉ちゃんと初めて会ったのは、いや、私が会ったと自覚したのは中2の時だった。
そういうのは、私は普段知らない人に対して顔を覚えないスキル&人見知りを発動してしまうからである。
彼女とはクラス替えで同じクラスになったから、そんな平凡な理由で知り合った。
また、出席番号も彼女が26番、私が27番と近かったために、席も席替えをするまでとテスト期間中は前後になった。
だが、すぐに友達になった訳ではない。
案の定、人見知り発動中だっただけでなく、1年生のときのクラスメイト2人(仮に山村と佐藤とでもしておこう)と一緒に居た所為でもある。
まぁ、この少し後、2人とは色々あり話さなくなるのだが、それはまた別のお話。<番外編でまた今度書ければいいですね>
彼女との(私が覚えている)初めての会話は、クラス替えの次の日にあるテストの英語試験前に
「ねぇ、monthって複数形monthsであってるー?ぇ、無かった?」
という質問を私が受けたことだったと思う。
かくいう私は
「monthsで合ってるんじゃないかな…?んと、なんだっけ?」
という曖昧な回答をしたように記憶している。
その時は急に話しかけられた為、吃驚して彼女の顔をあまり見れなかったので、茉莉ちゃんはとっても可愛らしい(顔は勿論、仕草や表情も全て)のだが一目惚れすることは無かった。
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