神薙 悠 2012-12-02 13:24:40 |
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解説
世界魔術士機構に所属する魔術師、約1082人。彼らは緻密な測定と試験の結果でランク分けされ、それにより戦闘でも配置される部隊が異なる。
その中でも、ランキング10以内に入るランカーだけに許される特別な魔法がある。それは、個人の持つ技術を最大限高めるものや、効率良く魔物を殲滅する目的に限って与えられる。
人が扱う魔法とは、神との契約によって会得し、魔力を媒介に神の力の1部を借りるものである。その最大数は、手の数と同数の2つに限られる。
2つ目以降、神と契約する事は人である以上、不可能である。しかし、全ての魔術師が戦闘に適した魔法を会得しているとは限らない。
高い身体能力、高い戦闘技術を持ち合わせていながら、補助的な魔法や低級な魔法を会得しているケースは多い。
そういうケースに対し、人工的に魔法を埋め込む、「魔導手術」というものが行われた。当然、人は2つ以上の魔法を使えない。仮に魔法を埋め込まれても使えはしない。
故に、埋め込まれた魔法を使用するには薬を服用する必要がある。
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