匿名 2012-08-07 14:03:46 |
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1・醤油が飛んできて
醤油は飛翔するか?そんなことを聞かれたら、十中八九、飛ばないと答えるだろう。また、回答を得られなくても、可哀想な子を見るような視線を感じることもあるだろう。
真剣にそんな事を聞かれたら、オレでも友達をやめてしまいたい衝動にかられるかもしれない。
しかし、事実は事実なのだ。
大豆オンパレードな朝食を食べた後、オレはいつも通り支度をして、家を出た。
支度といっても、制服に中身がスカスカのカバン、携帯やら財布やら貴重品を持つだけ。
最寄り駅まで歩いて、電車に乗って学校に行って帰ってくる。その繰り返し。
確かにそんな日常に飽き飽きしていたのは確かなんだが……。
家を出て、最初の十字路を曲がった時、なにかが額にぶち当たる衝撃を感じながら、視界が暗転した。
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