あなたが転校する。それを聞いた、 ひそかにあなたに恋する私。 誰も気づいてない、私の恋。 こんなかないそうにない恋。 でもこれだけは言えるんだ。 「あなたに、出会えてよかった。」 そう呟いて、私は目に涙を少しためて、ケータイをゆっくり閉じた。 明日もまたあなたに逢える。それが私にとって運命なんだ。