愚痴がたまって大変な中学生の部屋

俺…誰かに必要だと思われてんのかな………？
もうこんな思いすんの嫌だ…
中学校入ってすぐ、母ちゃんに
「あんたは、甲南高校(公立で頭いいところ)行きなさいよ！」
って、兄貴は勝手に私立入った癖に…
なんで俺は、自分で決めれないんだよ…
俺、吹奏楽してんだけど、
甲南て、別にそんな有名でもないんだよね…
てことはさぁ、
吹奏楽やめて、勉強しかできないつまんねぇ人間になれってことじゃねぇ…？
だったら中学のうちに辞めるっつーの…
俺、音楽しか取り柄ねぇのに…。
俺から音楽取り上げてどーしろってんだよ…
マジ親の考えてることわかんねぇ…
殺りたい…
でも、それじゃ人に迷惑かけて、自分も損。
だから、誰か俺を…………
……殺してくれないか……？
もう、無理して笑うのも疲れた。
妹に付き合うのもうんざり。
学校なんか消えてなくなれ。
親父ﾀﾋね、マジうぜぇ。
兄貴は大学落ちろ。で働け。
親父の言いなりになんかなるな。
俺は家も学校も嫌いだ。
俺はどうすればいい…
もう彼奴にも何も言わない。
てか、最初から何も言ってねぇし…
最初から影から見てるだけでいい。
そう思ってた。なのに、
変なこと言いふらす俺側の友人。
そしてそれを本人に確認しに来る彼奴側の友人。
全てがうざかった。
ﾀﾋねばいい と思った。
でも、俺は生きる資格もない。
こんなのが生き残るより絶対、未来を夢見る人間が生き残った方がいい。絶対に。
そして全てを解決するにはただひとつ。
俺がﾀﾋぬ。
たった、それだけ。
それだけで、全てが解決する。