月下の桜(〆)

沖田
取り替えるなら銃で撃つのは良くないんじゃない？なんなら僕が頭開いてあげようか？(にっこりと刀へと手をかけて笑み浮かべて三蔵に手を貸そうとして)

土方
おい、総司…何てめぇも混ざってんだ、大人しくしてろ(面倒事を増やすなと頭抱え)

原田
(これはまた屯所が賑やかになりそうだなと後ろから眺めて)

悟空
総司まで何言ってんだよ！俺とお前の仲だろ！(どんな仲なのかは具体的に自分でも分かっておらず)


三蔵
いや、こっちの不始末は俺だけで充分だ(手伝いはいらないと総司に言えば銃をしまい)

八戒
(白竜の頭を撫でながら先が思いやられるなぁと思い)

沖田
え？やだなぁ変な言い方しないでもらえない？(誤解されるような言い方に苦笑いし)介錯は得意だからスパーンと出来るよ

原田
平助を見てるみてぇだ…(悟空を見てふと平助が浮かび)平助に言ったら怒るだろうな。

土方
(何言っても止まりそうにない総司に肩落とし)

悟空
そんなの望んでねぇ！(さっき聞いた介錯の事を思い出し)


悟浄
お、バカ猿のくせに、介錯なんて知ってるのか？

悟空
バカって言うな！赤ゴキブリガッパ！


悟浄
誰が、赤ゴキブリだ、コラ！

八戒
2人共、やめなさい。三蔵に怒られますよ。(2人の間に入り仲介し)

沖田
赤ゴキブリ……あぁさっき言ってた触覚みたいなのが生えてるって人が君なんだね(悟空から聞いた特徴そのままだと驚いていて)佐之さんも触覚みたいなのがあったらゴキブリって呼ばれてたのかな？

原田
それは勘弁してくれ…(あったら呼ばれてたのかと思うとなくて良かったと思ってしまい)

悟空
だろ？(総司に得意気に話し)

悟浄
テメェ、何余計な事言ってんだよ！大喰らい猿！
(おまだっていろんな呼び方があるじゃねぇかと付け足し)

三蔵
ウルセェ、黙って歩けねぇのか、お前らは、、(漫才コンビだなと思い)

沖田
じゃあ土方さんは馬の尻尾ですね(にこっと笑うなり土方の髪をギュッと引っ張るなり走り逃げ)

土方
痛っ、総司てめぇは！！原田そいつら屯所まで連れて来い！総司待ちやがれ(堪忍袋切れたかのように鬼の形相で原田へ言うと総司の後をおい走って行き)

原田
え？あー分かった…全く土方さんあれじゃ副長の威厳全然ねぇな(我関せず貫き通していたとこ突然言われては苦笑いし)

悟空
どうなるんだろ、面白そうだから俺も追いかける(総司と土方の後を追って走って行ってしまい)

八戒
あ、悟空！どうします、三蔵？


三蔵
放っておけ、どうせ目的地は一緒なんだからな(いつもの事だろうと思い)

八戒
ホントに、すみません。自分勝手な人達ばかりで(原田に謝り)

沖田総司
しつこいなぁ、ちょっと髪引っ張った位で怒んなくてものに(走りながら屯所へと逃げ込み)あ、一君！土方さん来ても居ないって言ってね

斎藤
総司？分かったが…何があったのだ(いきなり勝手場に入ってきたと思えば隠れる総司に驚くと続けて土方が入って来て)副長、いかがなさいましたか？

土方
斎藤、総司の奴来なかったか？もし見かけたら俺のとこに来るよう言っておいてくれ(しばらく泊める４人の事を話さなきゃいけないため幹部も後に集合だと話して出て行き)

原田
いや謝られてもなぁ、俺事情全く分かってねぇしよ。だから謝られとも困るんだよな(苦笑いしながら髪掻き屯所が見えてきて)

悟空
あれ？誰？なぁなぁ、総司どこ行ったの？(初めてみる斎藤の顔に首を傾けながら問いかけ)


八戒
いえ、泊まらせて頂くと言う事は、騒がしくなる事は必然だと思うので、、(容易に想像出来てしまい、苦笑いして)

斎藤
総司の知り合いなのか？あんたこそ誰だ？ここは新選組の屯所、無関係の者が容易く足を踏み入れて良い場所ではないが(局長か副長の首を狙いに来たのかと考えながらも総司の名前口にした事も不思議に思って)

沖田
(近藤の部屋へと来て事情説明して近藤に匿ってもらい)

原田
あぁ、別に構わねぇよ。屯所で騒げば土方さんの雷が落ちるだけだからよ。(土方が怒る回数が増えるという事は平助と新八も大変になるなと考え)

悟空
あ、俺はね。悟空って言うんだ、総司とは友達で今日ここで泊まらせてもらうことになってるんだ(誰だか知らないが、一応簡単に説明し)



悟浄
その、騒がしくの中に俺も入ってんのか？


八戒
さあ？どうでしょうね。(若干怖い笑みを浮かべ)

斎藤
総司と友達でここに泊まる……局長や副長から何も聞いていないが(警戒しながらどうなんだと総司に聞き)

沖田
友達ではないけどね、知り合いなのは確かだよ。泊まるのもホント。佐之さんが良いんじゃないかって土方さんに言ったから(隠れてた場所から出てきて)

原田
ある程度の騒がしさならいつもの事だから大丈夫だと思うぜ。新八と平助がいつもうるせぇからよ(騒がしくする事を気にしてそうな二人に言って)

永倉
おー佐之！やっと帰ってきたな！なぁ佐之、今日夜抜け出して一杯行こうぜ(グイッとお酒飲む真似をして見せ)

悟空
え？！友達は否定すんの？(軽くショックをうけ)


八戒
そうなんですか。(それなら少しは安心だなと思い)
あ、そうだ。すみませんが車を置けるスペースはありますか？(聞いておかないと、と思い)


悟浄
ヘェ～ここが屯所って場所なのか。んで、バカ猿はどこにいんだよ。三蔵、お前保護者だろ？


三蔵
ウルセェ、俺は保護者じゃねーよ。(フーっとタバコの煙を吐き)

沖田総司
だって友達になった覚えはないから？(キッパリと言い切り)

原田
……車？なんだそれ、新八、近藤さんに聞いて来てくれ。なんならお前も新八に着いて行って直接近藤さんに聞いてくれ。俺に答えられる事じゃねぇんだ(一番上の人間の判断が必要と思い新八に着いて行く事勧め)

永倉
ああ、分かった。車ってのがなんなのか知らねぇが、近藤さんに話せば何とかしてくれると思う(近藤の部屋へと向かい)

悟空
ひでー(総司の言葉に言葉に更にショックを受け)

八戒
あ、待ってくだい。中だとみせられないんで、今見てもらってもいいですか？(外の広い場所でジープに車に変身してもらい)
これなんですが、、(その近藤さんと言う人が1番偉い事は話して居て分かったものの、受け入れてくれるか心配で)

沖田総司
酷いって…君が勝手に友達だって言ってたわけじゃない？僕が同意してて友達じゃないって言ったなら僕が悪いけど(少し話した位の関係なのにと思い)

永倉
えっと…一つ良いか？動物の姿になれるならその姿でいてくれた方が場所取らずに屯所内で動物いても良いか聞いた方が良いんじゃねぇか？(変身出来る事に驚きながら場所取る車の姿より場所取らない動物姿の方が効率も良いのじゃないかと考え)

原田
鳥が姿変えてあのくるとかいうやつになるなんて驚きだな(この辺りじゃ有り得ないと思って)

悟空
俺はもう友達だと思ってたの！(本当に子供の我儘みたいな言い方で)


八戒
ペットOKなんですか？それじゃあ、お言葉に甘えて(合図をおくると再び龍の姿に戻り。良かったですね。白竜

白竜
キュ

三蔵
それじゃあ、案内してもらおうか、お前達のトップの人物に、、

沖田
君が僕の事友達と思ってても構わないけど、僕は君の事友達とは思ってないってだけだから(自分は友達とはまだ思ってないと言い放ち近藤の部屋へ向かい)一君、近藤さんのとこ行くよ

原田
こっちだ(途中で平助と会い平助も引き連れて近藤の部屋へと行き中へ入り)近藤さん、ちょっと話しあるってよ。土方さんから聞いてるかもしれないけど

近藤
おお、先程トシから話しは聞いている。入って座ってくれ(にこやかに人当たりの良さそうに言って)

悟空
ちぇっ(総司にハッキリ言われてしまうと拗ねてしまい、そのまま皆んなと近藤の所へ行き)


三蔵
あぁ、歓迎いたみいる。うちのが煩く知れんが、その時は俺が死んでも止めるから安心してくれ

悟空
ちょっ、三蔵？それ安心できねぇーから！

悟浄
お前が1番煩くしそうだもんな、悟空

悟空
悟浄が居なきゃ煩くしねぇーもん(フイっと顔を逸らし)

悟浄
はぁ？もっぺん言ってみろ！

八戒
悟空、悟浄、おやめなさい。全く貴方達も少しも静かにできないんですか？(溜め息を吐き)