桜花爛漫　　〆

＞古賀彩音

まじ？やっぱ女の子にそう言われんのが一番嬉しいわ、あんがと。いやあ、確かに今日メイクのノリ良かったんだよな～。
（荷物の整理をぱぱっと済ませると自分も頬杖をつき、隣の席の彼女の方を向いて。……自分の容姿に自信があるとはいえ、日々新しい流行りが出てくる中で自分のメイクの技術がそれらに追い付いているのか等、未だに少々手探りな面もある。それ故か、女装姿を同年代の女の子に褒められるのが一番嬉しいようで。加えて今日の仕上がりはメイクも髪型も自分でも納得のいく大満足な仕上がりだった為、挨拶に添えてその姿を褒められれば、その言葉を素直に受け取り頬杖をついたまま嬉しそうににかっと笑って）


＞若野紬

紬！…今日も可愛いね。
（約束の相手である紬が来るとぱぁっと表情弛め、優しい笑みを見せて。自分の腕を引いた紬の行動を咎める事なく、寧ろその計算された仕草にさえも女の子らしい可愛らしさを感じて、空いた方の手で髪型を崩さないようにそっと優しく彼女の頭を一撫でするとさらっと褒め言葉を投げかける。すぐさま周りの女の子たちに「それじゃあ、」と一言かけると紬を連れてその場を離れてから、「この間行きたいって言ってたお店、予約しといたけど大丈夫だった？」と紬の顔を軽く覗き込むようにして訊ねて）


──


それは良かったです…！背後様につきましてもとても分かり易く丁寧なロルを綴っていただきましてありがとうございます。特に問題などございませんのでぜひこのままの形式でよろしくお願いします。
興味こそあるもののまだお洒落に対する知識の疎い彩音ちゃんに、燐が手を差し伸べてメイク等の手解きをしてあげる……みたいな展開を入れ込んで二人の距離を縮めていくのも面白いかなぁと考えております…！紬ちゃんのザ・女の子！のような可愛らしい雰囲気と強かさがとても魅力的で、初手からの独占欲にもきゅんとしてしまいました……！高校生組も大学生組も色が違って既に楽しさを感じております。此方こそ、改めてよろしくお願いいたします！

＞大崎 燐

女の子より女の子してるっていうか。なんか男の子騙せそーな感じ？
（完璧なメイク、女装姿にきらきらとした笑み。どこからどう見ても一軍に属するであろう彼とは、中学までの自分なら接することもなかっただろう。未だ陽キャらしさを掴みきれていないため、暗く重たくなってしまわないように気を付けつつ、至極軽いノリで応じ。人間関係は学校だけでなく日常生活も円滑にする秘訣。独り言のようにぼやきながら、わざとらしく視線向け）
あー、私も大崎くんみたいに顔良ければきっと恋とか色々上手くいくんだけどなー。


＞蒼井 緋那

緋那は今日も格好良いよ。
（王子様たる彼女のわかりやすく緩む表情に、褒め言葉と然り気無いスキンシップ。見ていた女の子たちがきゃあと声を上げるのは無理もない。褒め言葉を返した後、ちらりと周りの反応を窺う。独り占めできていることに優越感をおぼえつつ、連れられるままにその場を後にして。「さすが緋那、ありがと！楽しみだなあ」スマートで気が利く彼女に笑顔で感謝伝え、のんびりとお店へと向かう。予約していたおかげで待つこともなく、すぐに入ることができた。席に着くとメニュー広げ、嬉々として眺め）
どれも美味しそう！緋那はどれにする？


──

お洒落やメイクの手解き……！服やメイク用品を買いに行くことで一緒に出掛けるイベントを発生させることもできそうですし、とても面白そうですね！大学生組は元々仲が良いところからのスタートなので、告白されるだとかモブと付き合うだとか、何かしら友情から恋情へ変化させるようなイベントがあると面白そうだなあと考えております。直近ではバレンタインもありますし、絡めて進めていくのも楽しいかもしれませんね……！

　＞古賀彩音

そー？──え、ていうかなに？恋ってことは古賀さん好きな奴とかいんの？えーいいじゃん、青春！
（彩音の口から出た“恋”というワードに目敏く反応しては一瞬目を見開き。隣の席という縁もあり、こうして普通に会話を交わせる関係ではあるが、流石に未だそこまで踏み込み過ぎるのは良くないだろう。そこは弁えて誰がその相手なのか等その辺の話題は避けながらも、やはり年相応に人のそういった類の話を聞くのは嫌いではないようで、恋バナに花咲かせるギャルの如く双眸輝かせ一人勝手に盛り上がり始めて）
でもさ、顔が良いとかそういうの…うーん…関係ないとは言わないけど。俺はそこより、可愛くなるため～綺麗になるため～とか…まあその他にも色々。何か目標のため自分のため、努力する女の子の方がよっぽどきらきらして見えるけどなー


＞若野紬

ほんとだ、どれも美味しそう…どうしようかな。
（席に着き早速メニューを開く紬の様子をにこにこしながら眺めていると声をかけられ、自分もメニューを開く。流石は流行に敏感な紬の行きたがっていたお店、確かにそのメニューはどれも美味しそうで料理名と共に添えられた写真も食欲をそそられるビジュアルをしている。うーんと悩んでいる様子でペラとページを捲って一通り軽く目を通すと「紬は決めた？」と質問に質問で返しながら、良かったら…と一つ提案を投げかけてみて）
紬も迷ってるなら二つ頼んでシェアしたりとか、どうかな？


──


挙げていただいた展開、どれも魅力的で凄く楽しそうです…！！大学生組の関係性の発展はバレンタインイベントを取り込みつつ、背後様の仰るように一度モブとの交際を挟むなど紆余曲折あっても面白そうですね…！高校生組のお出かけイベントは直近で一度入れこめたらなと思います！

＞大崎 燐

いるっていうか、憧れっていうか？やっぱり彼氏ほしいなーって。その方が楽しそうだし。
（現時点で特定の好きな人がいるわけではない。彼の期待するような淡い恋の話を提供できるかといえばそうでもなく、濁すというより単に恋に恋している事実そのままを告げて。いざ恋をしたらどうなるのだろう。まだ見ぬ未来に思い馳せながら、ゆるりと首傾げて。恋バナに興味がある様子の彼はきらきらして見えて、もしかしたら相手がいるのだろうかと興味が沸くと流れで尋ね）
えー、そういうもん？でも確かに、何もしないで恋人できるわけないもんね。大崎くんは好きな子とかいるの？

＞蒼井 緋那

あ、それ良い！シェアすれば両方楽しめるし、そうしたいな。
（魅力的なものが多くて、すぐにひとつには決め難い。食後のデザートも美味しそうで、ついついそちらのページに目を奪われ。なかなか注文が定まらない中での彼女の提案はとても有難いものであり、乗ることにして。きっと一度では気になっているものは食べきれない。また来ようと気が早すぎることを考えながら、メニューをペラペラと捲り。不意にメニューの中のひとつを指差すと、彼女の反応を窺ってみて）
んー、どれにしよう。ビザはシェアしやすそうだよね。緋那が気になってるのはー……これ？


──


紆余曲折あっての発展、良いですよね……！大学生組のいるお店はイタリアンっぽいなと考えておりますが大丈夫でしょうか？高校生組はまずお出掛けの約束からですね。お出掛け時、女装姿でもそのままの姿でもどちらでも楽しめそうです！

＞古賀彩音

あーなるほど。俺も彼女とか居たら楽しいんだろうなーとか思わなくもないけど、別に今のままでも充分楽しいしまだ良いかなって感じ。…そういう縁があったらまた別なんだろうけど、そういう訳でもないしね。
（彩音の返答にうんうんと納得し。逆に同じ質問を投げ掛けられれば、うーんと首を捻り自分にも特に浮ついた話はないことを伝え。高校に入学して環境が変われば、想い人が出来たり告白をされたりと、そういった色恋話も生まれるだろうと多少の期待を心の何処かで抱いていたのは事実。だけど実際はそんな事もなく、仮に燐に告白してきた数人は半分冗談のふざけた男子生徒だけ。女の子のような格好をしているとはいえ、今の所燐の恋愛対象は女の子な訳だが、燐に接してくる女子生徒たちは燐に対して女友達のように認識している者が殆どで。その旨をけらけらと笑いながら口に出して）
こういう格好してると大体女友達みたいに思われるんだよなー。だからそれ以上になれないっていうか…俺も普通に男なのになー。



＞若野紬

じゃあパスタとピザひとつずつ頼んでシェアしよっか？──あ、そうそう。それ美味しそうだなって思ってた、やっぱ季節限定って気になっちゃって。…紬はどれが気になる？
（提案に乗ってくれた紬の反応に安堵して、優しい笑みを浮かべて。…紬はどれが気になっているのだろうか。そう思いながら反対側から紬の開くメニューを一緒に眺めていると不意に問いかけられる。紬の指差す先には期間限定と書かれた季節メニューの写真が載っており。やはり限定の文字はとても魅力的に見え、他のものより一際目を惹かれてしまう。実際、写真のイメージも含めてとても美味しそうだ。紬からの問いに微笑みながら頷き自分の気持ちも述べつつ、折角紬が来たがっていたお店なので彼女の意見を尊重し優先してあげたいという気持ちがはたらいて逆に尋ね返して）


──


わかります……！そこから色んな葛藤を経て、念願叶ってお付き合いに発展……みたいな…！その辺色々相談しつつ進めていけたらと思います！
現在いるお店はこちらもなんとなくイタリアンを想像していたので全く問題ありません◎高校生組のお出掛けの約束はどのような流れで取り決めましょう？燐のお出掛け時の服装に関しては、普段学校では殆ど女装姿で滅多にそのままの姿で来ないのに反してそのままの姿で来て、彩音ちゃんにギャップを感じてもらう……なんて展開を考えておりましたがいかがでしょう…！

＞大崎 燐

そー。わかる、ほしいって思ってできるわけでもないし、今のままでも楽しいんだよね。
（想い人ができたら、誰かと交際が始まったら、それはそれで楽しいだろう。ただ、恋愛をしないからつまらないということはない。高校1年だからというのもあるかもしれないが、まだ新しい出来事に新しい勉強と新しいことずくめで面白い毎日を過ごしている。そのままでも充実しているから多くは望まない、勿論縁があるのなら掴みたいけれど。彼の言葉は尤もで、笑いながらうんうんと頷いて答え）
女装姿めっちゃ可愛いからねー。基本メイクできらきらしてるし。でも、その分他の男子より話しやすいからそこは良いのかも？なんて。


＞蒼井 緋那

うん、そうしよ。私はこれかなあ。で、これとこれをシェア！
（自分の気になっているメニュー、具材がたっぷり乗ったピザを指差した後、彼女の気になっているメニューを指差して。どれも美味しそうだが、やはり一番気になるものをそれぞれ注文するのが良いだろう。それらをシェアしようと決めて、すぐに注文を済ませ。料理が届くのを待ちながら、スマホを見るでもなくただ彼女の様子を眺めていて。ふと口から漏れ出た言葉には嫉妬心が滲んでおり。わざとらしく上目遣いで軽口叩くことでなんでもない風に振る舞い）
……そういえば、さっき凄い女の子たちに囲まれてたよね。さすが王子様って感じだった。私入る隙ないかもーって思っちゃったもん。でも、緋那は皆の王子様だもんね？


──


認識の相違がなくて安心しました！ありがとうございます。お出掛けの約束ですが、服やメイク用品など何かしらの新作が発売するから見に行きたい、というような理由付けがあれば二人でお出掛けも違和感ないかなと考えております。単なる目的の一致ならただのお出掛け……と軽く思っていたところでそのままの姿で来た燐くんを見てデートになるのでは……！？と意識してしまいそうですね。きっと異性と出掛けたことなどなさそうですので、つい無駄に距離を空けてしまったりキョドったりするかと思います 笑

＞古賀彩音

あー、そっか！そういう考え方もあるか。確かにそういう面では周りより一歩リードしてるよなあ、ポジティブにいくか～
（彼女が欲しくないというわけではないが、今のままでも充分楽しい。それに自由気ままな格好を楽しむ自分のその趣味は、恋人を作るという点ではやはり多少ノイズになり得る。だからと言って女装を辞めようとは微塵も思わないがそれに少々首を悩ませていたのもまた事実で。そんな中彩音に女装男子であることの強みを一つ挙げられれば、ふむと納得した様子で）


＞若野紬

うん…やっぱりお昼時だし人が多かったね、次は別の場所で待ち合わせようか。
（ただ真っ直ぐ見つめられれば、にこっと笑みを返しつつこちらも見つめ。ロビーで女の子たちに囲まれていた時、待ち合わせがあると伝えているのにも関わらず諦め悪く次から次へと誘いの言葉を掛けてくる女の子たちに正直少し困っていた。そんな本音も匂わせず、先程の女の子たちを傷付けない言い方且つ紬にも気を遣った返答をして。それに王子様は言い過ぎだよ、と苦笑いを浮かべながらも皆の王子様と言われれば、あははと笑いながら冗談半分で「あ、でも今は紬だけの王子様？…なんちゃって、」と王子様らしさが垣間見えるキザな台詞を言ってみせ）


──


かしこまりました！それではそろそろキリの良いタイミングで高校生組の場面をお昼休みに場面転換して、早速お出掛けの約束を取り決めたいなと考えているのですがいかがでしょう…！

＞大崎 燐

そうそう！だからそのままでいいんじゃない？好きを大事にしてるの格好良いし。
（彼の好きは周りと比べたら少し違うかもしれないけれど、堂々としている姿がとてもきらきらして見える。きっと障害にもなり得るそれを、貫く姿勢。それが曲がってしまったら彼らしさが薄れてしまう気がして、悩み相談でもないのにアドバイスを。そうして雑談していれば時間が経つのはあっという間で、朝のホームルームが始まり。それからは滞りなく授業が進み、迎えた昼休み。購買にパンを買いに行くも、目当てのメロンパンは自分の前の人で最後のひとつだった。直前で買い逃したのが悔しくて、ビニール袋を手にぼやきながら席に戻り）
もー、最悪！ちょっとずれてたら買えたのに。


＞蒼井 緋那

緋那格好良いから引く手数多だし、私が迎えにいければ捕まらずに済むかもね。
（講義の終了時間にもよるが、長引かなければ、講義の教室がすぐ近くなら、待たせなくて良い。誰よりも早く会えるということは、誰かが声を掛ける隙を作らないということ。名案だとばかりに声弾ませて。「……それ、他の女の子に言っちゃダメだよ。本気にさせちゃうから」柔和な雰囲気とビジュアルのおかげで、気障な台詞もばっちり決まってしまう。女の子たちの前で口にしたらきっと好きになってしまうことだろうと心配になり、わざとらしく眉をひそめて忠告し。やがて料理が運ばれてくると、先程の話題をすべて忘れたかのように上機嫌で）
見て、凄い美味しそう！良い匂いだし、これ選んで正解っ。


──

やや強引な感じもしますが、早速切り上げて昼休みへと飛ばしてみました。絡みづらかったら申し訳ございません……！

＞古賀彩音

お、なに？古賀さん今日購買？
（いつも一緒にお昼を食べている友人が委員会の用事があるらしく、今日は一人で迎えたお昼休み。一人スマホでSNSを流し見しながら、朝コンビニで買ったサンドイッチを食べていると、隣の席の彼女が戻ってきたようで。お昼休み開始早々に教室を出て行ったので別のクラスの友人の元にでも向かったのかと思っていたが、片手に袋を持って戻ってきた所を見るに、どうやら購買に行っていたらしい。戻ってくるなり何やら不服そうな声を溢す彼女が気になり、声を掛けて見て）


＞若野紬

あはは、じゃあ次はそうしよっか。
（柔らかい笑顔を見せて紬の提案に乗り。冗談のつもりで言った言葉に忠告されて仕舞えば、流石にこんな事仲良い子にしか言わないけどなと少々拗ねた様子で「はーい」と返して。そんなこんな話している中で頼んだ料理たちがテーブルへ運ばれて来ると、美味しそうな香りが鼻腔をくすぐる。出来立ての料理たちはとても美味しそうで、こちらも目を輝かせて。ころころと表情が変わる紬を見てふふと笑みを溢しながら、取り皿を自分と彼女の前に置くと「食べよっか」と追って投げかけ）
ほんとだ、美味しそう。


──


すみません、返信少し遅くなってしまいました…！
早速の場面転換ありがとうございます、特に絡みにくさなどありませんでしたのでそのまま続けさせていただきました！

＞大崎 燐

ねー聞いてよ。購買行ってきたんだけどさー、メロンパンが目の前で売り切れちゃって！前の人に罪はないけど、なんかもやるっていうか。
（声を掛けてくれたのを良いことに、先程の出来事に関する不満をつらつらと述べながら席へと着く。そうして一方的に話した後で、彼がいつもと違って一人でいることに気付いて。どうせこのタイミングだと友人も皆お昼を取っている頃だろう。そのまま付き合って貰おうと、椅子を少し傾けて彼の方へと向きを変え）
まあ他のは買えたから良いんだけど──てか、大崎くん一人なの珍しくない？


＞蒼井 緋那

うん、そうする。迎えにいくから待ってて。
（格好良く決めるつもりの台詞も、声のトーンやら表情やらが邪魔をして上手く決まらず。至極当然のように次の約束のようなものが取り付けられれば、それだけで充分で。目の前に置かれた取り皿をちらと見るも、あえて手を伸ばすことはせず。料理と彼女へと交互に視線向けては、わざとらしく甘えた声でお願いしてみて）
ね、ピザカットしてくれない？私がやると変な形になっちゃいそう。


──


必ず毎日、など縛りを設けているわけではありませんし、無理のないペースで返信して頂ければ大丈夫です◎

＞古賀彩音

ありゃ、そりゃ残念だったね。…あ、俺今日メロンパン買ってるけど食う？購買のじゃないけど…。
（彩音の話に耳を傾ければ、自分の事のように眉顰めあちゃ～と同情の反応を見せ。彩音が小言を言いながら戻ってきた時から何が買えなかったのかと気になっていたが、話を聞けば買えなかったものはメロンパンだと言う。今朝朝食分も一緒に…と少し多めに食料を買っていたものの、朝食べるのをすっかり忘れていてその分もお昼まで持ち越していたが、その量を食べ切れるわけもなく。その中の一つであるメロンパンを、コンビニの袋からごそごそと取り出して見せつつ、今日は一人である理由を述べて）
ああ、いつも一緒にいる奴が委員会らしくてさー。だから今日は一人。そういう古賀さんも今日は一人？


＞若野紬

ん？あぁ。先に切ればよかったね、ごめん。おっけー、任せて！
（いつもは迎えに行く側の方が多いと言う事もあり紬に迎えに行くと言われれば、その反応が新鮮だったのか、少し驚いた表情で数度瞬きをすると「うん、待ってる」と嬉しそうに微笑んで。中々料理に手を付けない紬を不思議そうに見ていると、甘えた声でお願いされる。女の子らしい仕草に弱い為、内心きゅんとしながらもそれを表に出す事はせず了承して。手際良くピザをカットしては「はい、どうぞ」と微笑みかけて）


──


ありがとうございます…！
それでは一度背後は後ろに引っ込ませていただきますね。また何か相談したい事があれば背後からお声かけさせてもらいますのでその時は宜しくお願いいたします…！

＞大崎 燐

え、いーの？嬉しい、ありがと。
（彼が取り出したのはメロンパン。購買のものでないとはいえ、差し出してくれようとする彼の気持ちがとても有り難く。遠慮すべきかとも思ったものの、せっかくなのだからとお言葉に甘えることにして。食べるつもりだったパンのひとつは明日の朝に繰り越しにしようと決めて受け取り。一人でいる理由を聞いてうんうんと相槌を打つ。お互い一人、なんて話題はどことなく悲しく、微妙になりそうな空気をなんとかしようと軽口を叩いて）
そっかー、それはしょうがないね。そ、私も一人。結構並んでたし、友達は彼氏のとこ行ったみたいだし。でも、今は大崎くんいるからぼっち飯回避できてる。


＞蒼井 緋那

わ、やっぱり綺麗。さすが緋那！──うん、これ凄い美味しい。はい、あーん……なんて。
（手際良く、しかもバランス良く均一に切られたピザを見て感嘆の声を上げ。自分がやったらぐちゃぐちゃにしてしまいそう、彼女に頼んで良かったと満足し。早速ひとつ口に運ぶと、その味に思わず瞳を輝かせて。そうして楽しんでいたかと思えば、突如として良い案が浮かび。不意に二枚目を手に取ると、彼女の口元に差し出してみる。恋人のようなやり取りがしたくなったゆえの行動であるが、慣れているわけではないため照れ笑いして）

＞古賀彩音

じゃあ逆にお互い一人でラッキー？
（いつもならばお互い別々に違う人と過ごしているお昼休み。今日はお互いに一人だったおかげでぼっち飯を回避出来ているので寧ろ一人でラッキーだったのでは？と笑いながら上記述べ。たまには一人で過ごすのも悪くはないが、やはり誰かと一緒の方が楽しいのは事実で、先程まで眺めていたスマホを机に伏せて彩音の方を向き座り直し。すると、置いたばかりのスマートフォンが通知音を鳴らす。目の前に座る彩音にごめんと断りを入れその通知の元を辿ると、どうやら好きなブランドから新作コスメが出るらしく、思わず声がもれて反応を示し）
──うお、まじか…！


＞若野紬

え？……あーん。
（早速と二枚目も手に取った紬を余程美味しかったのだろうと微笑ましく眺めていると、手に取られたピザは彼女の口に含まれる事なくこちらに差し出されて。突然の事にきょとんとした反応を示しつつも、思い立ってそのまま行動に移してしまったのか少々照れた様子の紬にくすりと笑いを溢して。素直に差し出されたピザをあーんと一口。もぐもぐと咀嚼してごくりと飲み込むと「ん！美味しい！」と目を輝かせて）

＞大崎 燐

そうかも、ラッキー！
（隣の席とはいえ、昼休みは別々に過ごしているためこうして一緒に昼食を摂るのはどこか新鮮で。他の人たちのところに混ざるよりも気楽で、一人よりも寂しくない。ちょうど良いと頬を緩めて。袋から取り出したパンを食べながら話に興じていると、彼のスマートフォンから通知音がした。律儀に断りを入れてくれる彼に「いーよ、気にしないで」と応じ。内容に口を挟むのも野暮だからと文字通り気にも留めていなかったが、彼の反応が興味を引くと問い掛けて）
え、なんかあったー？


＞蒼井 緋那

だよね！……これ、選んで良かった。
（差し出したピザはあっさりと受け入れられ、照れよりも共有できることへの喜びが勝ち。無論、自身が差し出さなくとも彼女とシェアしているのだから、共有自体はできるのだが。思いつきの行動も否定せず許容してくれる彼女に感謝しつつ、他方のパスタへも手を伸ばし。取り皿へと取り分け、フォークに巻き付けて口に運ぶ。此方もピザに負けず劣らずの美味しさで、依然として瞳を輝かせながら食べる手を進め）
んー、最高！

＞古賀彩音

好きなブランドの新作コスメ、やっと詳細情報出たっぽくて…。いや、まじやべえ。
（サンドイッチを食べ進めていた手を止め、彩音の問いかけに返答しつつブランドのサイトを開いて注視して。どうやら今回の新作はパッケージやデザイン、カラー展開まで燐の好みドストライクを突いていたらしくコスメおたくさながらに「パレットも捨て色なさそうだしリップの新色もクソ可愛い…」と目を輝かせながらスマホの画面を眺めて。今日お昼休みを共に過ごしているのが彩音で良かった、今一緒にいるのがいつものように別の友人である男子生徒だったならばこの気持ちを共有する事は出来なかっただろう。女の子である彩音であればきっとこの魅力をわかってくれるだろうと彩音の方に「ほら、これ！」とスマホの画面を傾けて見せ）


＞若野紬

こっちも美味しい…！きっと他のメニューも美味しいんだろうな、また来ようね。
（ピザを一枚食べ終えれば、紬と同じくパスタを取り皿に取り分ける。一口分フォークに巻き付け口に含むと、その美味しさに顔綻ばせて。ピザに限らずパスタも頬が落ちそうになる程で、きっと他のメニューも美味しいんだろうなと興味がそそられる。また来て他のメニューも味わいたいと思い、向かい側に座る紬に次を促すような発言を投げかけて）

＞大崎 燐

え、何これめっちゃアガるじゃん。
（好きなものを前にした彼は、見たことがないくらい楽しそうできらきらしている。目の前に差し出された画面上に広がるコスメもまた可愛いを詰め込んだかのようなもので、見るなりわあと声を上げ。知識はあまりないものの、それでも惹かれるデザインに詳細を知りたくなって自身のスマートフォンで軽く検索を掛け。とても好みである反面、使いこなせる自信はないため憧れに留まって。羨ましく思いながら、可愛さを増した彼を想像してみる。どう考えても絶対に似合うと、羨望の眼差し向けて）
大崎くん、これ使ったらもっと可愛くなりそー。いーな、私も可愛くなりたい。


＞蒼井 緋那

もちろん！また一緒に来ようね。
（料理を食べながら、投げ掛けられた言葉に微笑んですぐに同意を示す。おいしい料理を大切な友人と一緒に楽しめるのはとても楽しくて幸せな時間であり、彼女の方から提案してくれるのならこんなに嬉しいことはない。名残惜しく思いつつも食べ終えると、再びメニューを開いてデザートのページを眺め。当然簡単にひとつに決められるはずもなく、頭を悩ませ）
どうしよう、あれもこれもおいしそうー……

＞古賀彩音

何言ってんの、古賀さんも可愛くなれるって！
（彩音の同調が嬉しく、うんうんと頷き再び画面のスクロールを始めて。暖色系のカラーが詰め合わせられたアイシャドウパレットはやはり比較的使い勝手が良さそうで。二重瞼のぱっちりとした目元の彩音は化粧映えのしそうな顔立ちをしていて、きっと彼女もこのアイシャドウを使ってメイクをすればより可愛らしくなるのでは…と思い、ついまじまじと彼女を見つめて）


＞若野紬

デザートも結構種類があるんだね。…わ、どうしよう、
（いつも美味しそうに食事を楽しむ紬とまた同じ時を過ぎせる事を嬉しく思い微笑みを見せ。時折会話を交えながらも食事をすすめ、食べ終えると自分もデザートメニューを眺めて。シンプルながらに、今時な言葉を使えば所謂「映え」な可愛らしいビジュアルのスイーツの写真が並んでいて、スイーツ好きの自分からすればこれ以上ない程に魅力的なメニューに、思わず頬を弛め）

＞大崎 燐

え、なに、どーした？あんま見られると恥ずかしいんだけど。
（嬉々として画面を見ていた彼が、気付けば自身の方を見ている。メイクばっちりな彼に対して、自身は不慣れで薄めのメイクしかしていない。しっかり目が合ってしまうとさすがに照れてしまうわけで、誤魔化すように軽い調子で話しながらも目を逸らし。画面を覗き込むことで意識をコスメへと戻しながら、有識者である彼に意見を聞いてみて）
大崎くん的にはどれがおすすめ？


＞蒼井 緋那

デザートも悩んじゃうね。でも……選ぶなら、これかなあ。
（魅力的なメニューの数々は眺めているだけでも楽しく、だからこそ見ていると迷ってしまって決められない。表情緩めながらどれにしようかと考える。いっそ気になったものを好きなだけ、とたくさん頼むのもありだが、太るのは嫌だ。数ある写真の中のひとつ、季節のフルーツタルトにしようと早々に決定して切り上げ、これ以上見ないようにとメニューを彼女の方に傾け）
他のは次のお楽しみってことで。

＞古賀彩音

…え、ああ。ごめん。
（無意識下に彩音の事を見つめてしまっていた事に申し訳なさと少しの恥じらいを覚え、はっとした様子で目線を彼女から手元のスマホの画面へと戻す。おすすめはと訊ねられれば、まさに先程目を付けていたアイシャドウパレットのページを開いて彩音に見せるように画面を傾け、彼女の問いに嬉々として返答して）
このパレット、捨て色もなさそうだしこれ一つでアイメイク完結させられそうだから良いと思うよ。マット系もグリッター系も入ってるのまじで天才。


＞若野紬

うーん…じゃあ私はこれにしようかな。
（優柔不断に首を悩ませていると、対面に座る紬はもう何を頼むか決めた様子。どれもこれも美味しそうで悩んでしまうが、これ以上紬を待たせてしまうのも申し訳ない。ただの口約束ではあるが、先程また来ようと話をしたばかり。他のメニューはまた次訪れたときに食べようと決め、まだメニューを眺めていたい気持ちを抑えながらも少々後ろ髪引かれる思いでメニュー欄のチョコレートタルトを指差して微笑み）

＞大崎 燐

おすすめなら絶対買わなきゃ。使いこなせるかわかんないけど。
（余計なことを考えてしまわぬよう画面を眺めつつ、早速アイシャドウパレットを購入すると決め。あとのものはお財布と相談しながら無理のない範囲で集めることにして。ふと思いついた案をそのまま口に出すも、自分の我が儘でしかなく、遠慮がちにちらりと視線を送って様子を窺い）
そうそう、今新しい服も買いたいんだけどさー。大崎くんに選んで貰えたら完璧じゃない？って思って。買い物着いてきて、っていうのはさすがに図々しいかな。


＞蒼井 緋那

チョコレート！いいね、それもおいしそう。
（彼女の指差す先のメニューを確認すると、すぐに注文を済ませて。お腹は満たされているが、甘いものはまた別腹というもの。此処のものだったらおいしいだろうという確信があるだけに、わくわくしながら期待して待ち。待ち時間もスマホを触るでもなく、何の気なしに彼女を眺め）
おいしいもの食べてるときって幸せだよね。待ってても苦にならないもん。