苦くて酸っぱくて、ほんのり　　

あー…行っちゃった。あの2人ほんと元気だよねぇ。

（ すっかり遠くなった2人の背中を見送って、妹の方へ伸ばしていた手を下ろすと、同じく置いて行かれた幼馴染の元へほんの少しだけ近寄り、隣に立つと2人が去っていった体育館の方角を見詰めながら微笑ましい気持ちで呟いて、）


(/いえいえ、今後もご意見ありましたら遠慮無く仰って頂けると幸いです！暫く続けてやはりドッペル有りの方が良いとなれば変更も可能ですのでご指摘頂きたいです。浮上時間の提示ありがとうございます。進行によっては浮上してもお待ち頂く事が多くなってしまうかも知れませんが、気長に楽しんで頂けたらと考えております。）

んー、そう？なんか優名って放っておけないっていうか、危なっかしいっていうか……あっはは、俺も人のこと言えねえけど！それで、タオル置いてきた場所、心当たりある？
(置いてきた姉の方を気がかりに思いつつも、彼女の意中の相手のことなどつゆ知らず、まあ親友が一緒だから大丈夫だろうと自分を納得させ。妹に追いつくと「過保護」という思いも掛けない言葉にきょとんとして、相手の印象をぽつぽつと口に出すも、自分もしっかりしている方ではないという自覚はあり、大きく口を開けて笑うと「さっさと回収して戻ろうぜ。あいつら待ってるだろうし」と付け加え)


(/ドッペルについてですが、自分は無しだとありがたいかな、と思います。主様のおっしゃる通り4人の人間関係を楽しみたいのはもちろんですが、4人ありきの設定とのことですので、ドッペル無しだと1度にいくつもお返事を書く必要がなく、負担が軽いので継続しやすいかと。もちろんドッペル有りの進行でも大丈夫ですので……！)

＿＿＿彼奴らってなんなの 、風 ？
（　風の様に現れて風の様に立ち去る二人を見ればうわ、と言わんばかりに表情を歪ませ。元気なのは悪くないが流石にあのノリにはついていけねぇわ、なんて呆れつつフイと優莉の方向を見れば小さく手招きをして「 飴いる？俺、苺味の食べれないしあげる。」と先輩がふざけてくれた飴をぐいと差し出して。）

（　／　御返事遅れ申し訳ありません… ！ トッペルの件ですが此方もどっちでも良いと思います ！　）


　

わ、ありがと。美味しいのになぁ…苺味。てか、あんた甘い物苦手だっけ？この前ゆなが作ったお菓子普通に食べてた気がするんだけど。

（ 自分に同じく呆れた様子に小さく笑いを溢して頷く。彼の隣は本当に心地がよい。そんな事を考えていると不意にされた手招きに首を傾げながら一歩だけ歩み寄る。差し出された可愛い包装の飴に瞳を輝かせて受け取り、早速包装を破って口に放り込むと、甘い苺の香りが鼻腔を擽り自然と頬が綻んだ。ただ、一つだけ不可解な点を思い出し、幼馴染みの顔を覗き込んで疑問を述べて、）


（ / 其々の都合があると思うので多少の遅れに関してはおきになさらず…！
皆様のご意見を踏まえて、一先ずはドッペル無しで進行させて頂きますね！ご協力ありがとうございました。）

あー、苺がダメなだけ。
（ なんで受け取ったのか、そんなの単純な物だ。好きな人に渡された物をいらねぇなんて断る男子この世界には中々いないだろう。自分は甘い物をガツガツ食べる系ではないし正直好きでもない故にどう答えるべきか、なんて悩んだ末に苺がダメだ、なんて嘘をついて。自分のポケットからスマホを取り出せば「 最近此処ら辺新しいショピングモールできたらしいね。」と小さな声で告げて。写真を見せれば都会化してきてるなー、なんて呟いて。）


　

多分端っこのほうにあるはず .. ここで待ってて！
( 放っておけないなんて言葉彼にとっては何の気なしに言ったんだと分かっていつつ嬉しく思ってしまう自分が悔しい 。 そのことに返事はせず 、大口開けて笑う彼と一緒に笑えば 、体育館に辿り着き 。 上記述べて1人で体育館に入れば、予想通り端の方にタオルを見つけ、彼の元へと駆け足で戻ると「 あった！ ごめんねお待たせしました 。 戻ろう 」両手を顔の前に合わせて謝るポーズをしてみせ、姉たちのいるところへ再び歩き出し 。 )

( ドッペルの件、了解致しました ! )

ふーん。
あー、そうそう！結構良さげなお店が入ってるぽくて気になってるんだよね。今度付き合ってよ。

（ 自分から聞いたにも関わらず興味なさそうな相槌を打つ。もし自分が妹の様にお菓子作りが趣味ならばまた違ったのかも知れないけれど…。また妹と比べて自己嫌悪が始まる前に彼が話題を変えてくれて、内心ホッとした。幼馴染が最近出来たと言うショッピングモールは若者向けのブランドやインスタ映えのする可愛いスイーツ屋さんがあったりして丁度自分も気になっていた事もあり、ダメ元でデートのお誘いをしてみて、）

見つかって良かった！……ん、気にすんなって。お前には世話になってるし！
(置き忘れたタオルを発見したのを確認すると、ほっと安堵したように表情を緩めて。彼女にはバレー部のマネージャーとして何かと支えてもらっているし、そうでなくても同じクラスの大事な友人。2人がいる方へ向かう彼女の隣を歩きながら、「いっつもありがとな、優名」と声をかけ)

な、なに急に 。なつ きもちわるー！
( 姉たちのいる場所に戻る最中、改めて己に感謝を伝えてくる彼に嬉しさを紛らわすように少し走って彼より前に行き、振り返って笑いながら上記述べ 。何事も素直に伝えてくれる彼はやっぱり素敵だな 、なんて思いながら姉たちに追いつけば 「 2人ともおまたせしました 。 タオルあったよー ！ 」と右手に持っているタオルをぶんぶん振ってみせ 。 )

うん、良いけど優名はどうするー？
（ スマホで更に詳しく情報を収集しようか、なんて思いスマホをいじっていれば相手からの返事にサラリと自分も返事をして。優名は買い物なんてものが多分好きであろう、そう思い二人で行くなんて言ったら拗ねそうだななんてお節介なコトを考え。そんな返事をした後に二人が帰って来ているコトに気づけば「 良かったなー 」と手を小さく挙げ振って ｡ ）


　

えっと、今回は……おかえりー。

（ 此処で妹の名前が出てくるのは想定済みである。高校に入るずっと前から3人で1セットだったのだから、胸元に両手を置き、緊張で早まる鼓動を抑えて「 2人で行きたい。」と伝える為に口を開くが、タイミングが悪かった。肝心な所を言う前に妹が戻ってきて、既に彼の意識は妹へと向いてしまっている。彼女に手を振る幼馴染を見て小さくため息をついてから、此方へ向かってくる2人を力無く迎え入れて、）

え？ なになに！ なんの話ー？
( 帰ってきた早々、幼馴染の問いかけに頭上にハテナ浮かべて上記尋ねて 。おかえりと迎え入れる姉の表情はどこか暗く 、 どうしたんだろうと少し心配になる 。 姉は我慢強くて優しいから思ってる事があっても隠す傾向があり 、今回もなにか隠しているのではないかと予測し。 )

最近できたショピングモールの話。
（ 早速話題に食いつく優名を見ればさすが、なんて感心をしつつ質問にはちゃんと答えて。優莉が何かを言おうとしたことには気づいておらずまた口を開けば「 今度皆で行かねーか ？ 楽しそうだし 。」と提案をしうっすらとだが微笑みを見せ 。）


　

きっ、気持ち悪いはねえだろ気持ち悪いは！
(笑いながらそう答えると、何も持っていない手を同じように振りつつ待っていた2人に「ただいま！」と大きな声をあげて。親友の提案にぱっと表情を明るくすると、楽しそうな話題の割に複雑な表情を浮かべている優莉に、一緒に行けたらいいな、という淡い期待を抱きつつ「優莉も行くの？ショッピングモール」と尋ね)

みんなが行くなら私も行きたいっ
( " 気持ち悪い " に反論するなつにべーっと舌を出して笑ってみせ 。 その後、聞こえてきた提案に上記答えて賛同し、スマホを取り出して調べだし 。「 私食べたいカフェあるんだあ 。 .. ここ ！ 」友人ともついこの間ショッピングモールについて話をしたばかりで 、その際見つけたカフェの写真をひとり楽しそうに皆に見せ )

もちろん。そもそも私が行きたいって言ったんだしねー。
ゆなも行くでしょ？

（ そこには幼馴染と2人で、という言う意図が含まれていたのだが、こうなってしまったら仕方が無い。打算的な考えは置いておいても、ショッピングモールに行きたかった事に間違えは無いし、4人で行くのも悪くない。1度は落胆した気持ちを切り替え、明るい調子で答えつつ、妹にも意思確認をして、）


（/ 全員の意思確認を終えて、ショッピングモールに行く計画を建てたところで、時間軸をお出掛け当日の朝、又は前日の夜に飛ばしてしまおうと考えているのですが如何でしょうか？）

( / 食べたいカフェ .. (笑) すみません。行きたいカフェ、に訂正させてください ; )

（ / タイミングが被ってしまったので、「 ゆなも行くでしょ？」の台詞ははなかった事にしていただけると…！申し訳ないです…！）

( / わわ、レス重なりすみません ; 時間軸を飛ばす件 、私は賛成です ^^ )

いいじゃん、美味そう！4人で出かけるの久々だよな。
(見せてくれた写真には可愛らしくカラフルなスイーツが写っており、きっと4人で行ったら楽しいだろうと心を踊らせ。同時に、優莉はこういう可愛らしいものが好きなのかな、と意外に思ったりもして。今度こういうカフェに誘ってみようかな、なんて考える一方で、姉妹と付き合いの長い親友はそれを知っているのだろうかと思うと少しだけ羨ましく)


(/時間を飛ばす件、了解いたしました！)