文ストBL【リンク様専用スレ】

国木田「……！
……太宰……だが、やると決めたことはきちんと最後までやらなければ……」

（驚き、少し迷うような表情で）

太宰「…ほんと真面目だね国木田君は…
少しくらい私に甘えたって良いのにさ」

(溜め息をついて「じゃあこれだけやって呉れる?」と4枚程の書類を渡し)

国木田「………お前に甘えることなど出来ん……
………俺の柄にあわない……」

（小声で言ったあと、「………ああ。」と言って書類を受け取り自分の机に置く）

太宰「…じゃあ国木田君、どっちが早く書類を終わらせるか競争しない?
勝ったら相手に一つだけ命令できる。
負けた方は絶対に命令を聞く…
良い案だろう?
それに、君の書類は四枚で私は…ざっと十六枚かな。
君の方が圧倒的有利だよ」

(にっこりと笑顔で言い、自分の椅子に座る

国木田「………競争……
……勝ったら相手に一つだけ命令出来る……
………（……こいつ……何を考えている？……だが……やってみる価値はありそうだ……）
………分かった。その提案、受けよう。」

（少し考えて、提案を受ける）

太宰「…よし、交渉成立。
じゃあ早速始めようか」

(貼り付けた様な笑顔を崩さないまま朗らかに言い

国木田「…………ああ。（太宰の笑みに少し違和感を感じつつ、パソコンに向かい作業を始める）」

=5分後=

太宰「…国木田君～終わった?
もう私は疾うに終わっているのだけど」

(国木田の方を見て笑顔で言い

国木田「………ああ。終わった。」

（少し疲れが溜まっていたのか太宰より少し後に作業を終えて）

太宰「…あれ、勝っちゃったね私。
よし、じゃあ命令聞いて貰おうかなぁ!」

(確実に何か企んでいるような笑顔で言い、国木田の後ろに立つ

国木田「………くっ……俺の負けか……
……何を命令するつもりだ……」

（後ろに立つ太宰を見て少し警戒をする）

太宰「んー…どうしようかなぁ…

あ、そうだ。

(国木田の耳元に唇を寄せ)


じゃあさ。…キス、してよ」

国木田「……な……！?
……き……キス…だと……!?」

（太宰の命令に赤面する）

太宰「あれ、出来ないの?
この勝負、受けたのは国木田君だよね?」

(国木田の耳元で低く囁き

国木田「……っ……（太宰の囁きに少しビクッと震える）
………そうだが……」

（戸惑っている　顔は羞恥で真っ赤）

太宰「…その顔、可愛いよ…国木田君。
ねえ早く。キスくらい平気でしょ?」


(国木田の唇を指でなぞり、黒笑を浮かべて言う

国木田「………っ………！……（唇をなぞられてゾワっと背筋が震える）
………分かった……」

（何かを決心して、真っ赤な顔でギュッと目をつぶり、太宰にキスをする）

国木田「……ん……あ……
……太……宰っ……」

（抵抗しようとするが、力がうまく入らない）

太宰「……ｯはぁ…
国木田君…顔真っ赤。可愛いよ」

(唇を放し、笑顔で国木田のシャツの釦を外し始める)

国木田「………はあ…………はあ……
……誰のせいで……！
……ばっ……止めろ！」

（息を整え、慌てて太宰の手を掴み、抵抗する）