パラレルワールド

>>ペギー


何故、アンタが此処にいる..？
(己の姓を口にした彼女はやはり自分が思い描いた相手で間違いないらしい。しかし、資料によれば彼女は大戦後普通に生きて今は高齢では無かったか、ヒドラは時間を遡る技術までも開発してしまったのだろうか、と混乱する思考を表情に顕にし。彼女の記憶どころか親友との記憶も曖昧だが 相手が口にした" スティーブのお友達 "という言葉にこの人も過去の自分を知る人なのだと確信し。しかし記憶が無い以上知りあいだと実感する事は出来ずに得体の知れない者に警戒するように視線を鋭くして

>オーウェン

実ならこの先にもあるぞ、食べ物は此の周辺が分かれば何とかなるだろうさ、風邪引いた事は
(先程の様に自分で銃を用いて食料採ることも出来ていた事からそんなに困らないだろうとなり全く何があるか分かっていないのに等しい中で新しい発見もあるのにたいしそれほど驚いてなく足元は見ないでそのまま徒歩で進むうちに滝の水飛沫を耳にしだしてその音がしている方向へと向かい始め相手がついてきてるのは後ろをみてなくても足音で気づいてるのでそうはせず人間は体調不良に陥りやすいとかそんなことを聞いた事がある様な恐竜と単語に瞳孔ひらいたのは知らない内容だったからか分からず「楽しいところと違う?緑豊かな場所だ」自然が多いもあるが述べるなら寒さや暑さを肌にしても認識しないところは種族上仕方なく)


>ペギー

そうなるか私の父はスランドウィル･･まだあるけど言った方がよさそうならそうしよう、ソレは簡単な事?
(血族や周辺の話しもするとなると知識浅いか深いかも理解していなくこの場合相手に尋ねてどうするかそれだけを聞いておこうという最終手段よりも確認の方が近く名前を口にしてから数秒経つと直ぐに行動に移していて全く頭の片隅にも置いてない単語と言葉に簡潔と折り返していて姿外見から真っ当した身分なのか職業かとどっちつかずに対面している彼女が何を考えてるか等奥方の秘めている能力を自分が持っている訳でもなく知らずに「そんな事も友となれば苦にならないんだ」我が儘というならギムリがそうだが自分自身人のこと言えない思考を巡らせていれば視界にうつる紅い物「このままだとまだ何か持っていそうな･･･気がするな」自ら出してくるところに戸惑いか疑問か困惑かどの色も表にだしておらず次から次玉葱じゃないが耳に届くそんな思いつきを受け止める訳でも無くただ聞いていれば足元で草木の折れる乾いた物音其方に目線を遣れば細い木々が真っ二つに「長居するには綺麗過ぎた、疲れたら休むとしよう川があったから其処で休めるのもいいとしよう」湖があるなら生き物もいると化粧を施している相手に)


>デッドプール

どんな場所から来たんだ、此処に居ても何も･･湖
(全然相手の素性や身の内といった情報一ミリとも知らず不満を耳にしながら後方を見遣れば一言歓喜となって)
私は何も知らないぞ
(酒豪と自分自身で気づいてるのか分からないが酔うといった事にはならずに比較的縁無く今居る場所の位置を知っていても其れだけで行動とは直ぐにせず立ち上がりだした自分の両足は止めないで)


>バッキー

アラゴル･･･じゃない
(人違いそんな実態をおかすちょっと前の出来事温度を体感しない肌を持ってして足を進めてれば何処と無く似ている影衝突する手前で自分の眉毛は不可解と眉尻上に上がっており誰ともつかず見出していて)

>>ペギー

…困った人だな
(愛の言葉を拾われもう一度言う羽目になるとは、恋人に応えたい気持ちで恥ずかしさを追いやり咳払いを一つ「美しい恋人とこうして二人の時間を過ごせる事が何よりの幸せだ」へにゃりと力の抜けた顔を見られたくない、すっと身体を離し今度は此方が恋人をハグする番「お互い大人なのに不器用なんだな」ティーンズよりも純情な二人の恋はどうなるやら。肩に止まる蝶と微笑む女性と「それならお安い御用、お手をどうぞ？」手から伝わる愛を求め片腕伸ばし。どちらを恐れるかで意見が分かれ「鹿と同じで尊重する気持ちを忘れなければ大丈夫」子供に絵本を読み聞かせるように優しく語りかけ。鋭い質問に逃れる術はなく「…無理だ」全身を支える左足を上げれば岩から落ちる、次なる言葉を待つ前に休憩スペースから立ち上がり)


>>バッキー

友達になる訳じゃないが宜しく、バーンズ
(宙を掴んだだけの握手は予想済みの為気にする事なく引っ込め。相手程ではないが此方も社交的とは言えない性格の持ち主、聞かれた事に答え相手へ顔も向けずに社交辞令的な質問を添えるだけ「大体この辺り。それより動いて大丈夫なのか？」返答を待つ間に自分の持ち物を探り、背中のライフルの他にはポケットに調教用のクリッカーがあるのみ。警戒心が解れるまで時間を有するだろうし無闇に動くより相手の回復を優先すべきと判断、薄く口元に弧を描き視線を相手へと戻して様子を伺い)


>>レゴラス

なら安心だな。人より健康だとは思うが、流石に生まれて此の方皆無ではないかな
(相手に付いて歩けばマイナスイオンが飛び交いそうな見事な滝が視界に入り、澄んだ水に手を浸し暫く冷たさを楽しみ引き上げる頃には指先を赤くして。人間という生物に興味があるのだろうか、鍛え上げ身体のおかげで体調は崩しにくい方だと質問に答え。今いる何処までも広がる緑の世界を見渡し「俺の処は良くも悪くも刺激的。レゴラスがいた場所は此処みたいな感じか？」容姿端麗な緑の世界に暮らす王子に対する自分は薄汚れた服装、アンバランスな組合わせに小さく吹き出し段々と笑い声が大きくなり)

>>レゴラス

誰だ、お前は。
(此方へ向かってくる相手の姿を静かに見つめていたが、知らぬ人物と人違いをされた上に勝手に不機嫌そうに歪められた相手の表情に思わず此方も眉を顰め。地面に座ったまま、相手を睨み上げるように見つめて。幾ら時代に疎い自分にも相手の格好が不自然な事ははっきりと見て取れ、背負った弓矢を警戒するように目を細め


>>グレイディ

起床時には良くある事だ、そのうち治る。
(身体の怠さは上記に述べた通り一時的なもの。既に何十回と経験したこの体調不良には慣れたもので、問題ないと無愛想に告げ。「此処に居ても埒が明かない。せめて、夜露を凌げる場所を探す」使い込まれた背中のライフルは相手がただの凡人出ない事を示しており、一人残ろうが問題は無いだろうと判断して。これからの自身の行動を端的に告げると相手を置いてさっさと歩き出し

>>バーンズ

私も此処に来た理由を探す最中よ、人を追っていたら急に景色が飛ぶように過ぎていつの間にか立っていたの。
(混乱の表情は苦悩に見受けられる、記憶の中ではいつまでも若々しく男女共に好かれる人気者の青年がまるきり別人になってしまったのは何故か。再会を喜べぬ空気、敵意ゼロを示すべく両手は背後に。「貴方こそ、どうして生きて…いいえそんなに苦しそうな姿で現れたの？」眉を顰め訳も分からない奇遇を理解するに至らず。あの人が此処に居たらば親友の愛称を呼び駆け寄ったに違いない、然し今それ以上に黒い靄を背負い此方を警戒する知人を襲った悲劇の一端を手探りで掴もうとしており。)

>>レゴラス

スラ、何ですって？もう大丈夫よ貴方の身分証明は不要だから。ほら、貴方の国にも兵士が居るでしょう、近いのはそんな所。
(舌を噛みそうな名前に思わず聞き返しが発生。エルフ族の王子殿下を目の当たりにすれば確実に親友は大騒ぎするに違いない、否親友どころか誰でも。手を翳しお伽話の住民との会話にはやく慣れようと呼吸を繰り返して気を引き締め。何とか解り易いつもりのキーワードで手振りを交え。「じゃあ私達は友ね、凄いわエルフと友達なんて予想もしていなかったのに。」我が儘で困らせるのは好まない、ただ親しみを持って接するのは大歓迎。「これは通信機。遠く離れた誰かと秘密の会話をする為にあるの。隠しカメラも。」手の平に乗せて披露。一休みに賛成、湖水を目にした途端感動で目を輝かせ「レゴラス…！貴方って綺麗な場所を見つけるのが得意なのね！」早速傾斜の道を駆け下りていき。)

>>オーウェン

それでも私を選んだ貴方なら、こんな願いを叶えてくれるって分かっているわ。
(咳払いもご愛嬌、蜂蜜に似た甘い言葉は別腹。容姿を美しいと喩えられるのも然りなのだが、恋心を持って共にあろうとしてくれる存在の偉大さこそが更なる笑顔を呼び「口下手でさりげなく優しい恋人に必要とされる事が本当に幸せ。」腕の中で安らぐ時間がいつまでも続きますように、年甲斐もなく甘酸っぱい二人をただ見守る自然に抱かれ「身体だけじゃなくて心が繋がってさえいれば、何も怖くはないのよ。」淑女よろしく片手を預けるや否や「オーウェン、回って！私について来て！」踊れないならばひたすら廻れば良いだけ、遠心力で髪を揺らし。「尊重すれば。確かに機械相手には感情は通用しないものね。」恐竜相手にこんな優しい声音で語りかけているに違いない、恐竜もさぞや惚れ込むであろう。「ハハン。代わりにオーウェンの分の食料は私の1.5倍にしないと。」紳士然とした気配りはありがたいもの、力を取り戻した両足で再び直立する形となり。)

>>バッキー

…そうか。まぁ無理はするなよ
(元から無愛想な人物なのか初対面の人間相手に警戒を続けるのか、ぶっきら棒に言い放たれては会話を締め括るしかなく。腕組み小さく息を吐き出し此れからどうするか「なら俺も探そう」互いに別の場所から来た者として協力する道を一方的に選択、此方に構わず前を行く相手の後を勝手に追い掛け半ば走る勢いで隣に並び)


>>ペギー

俺の行動はお見通しって訳か
(元恋人にすら言った事のない愛の囁きは発言者が穴に入りたくなる程に慣れない行為「それは凄く光栄だ」追い討ちを掛ける恋人の幸せ宣言には単語で返すのも精一杯。心の繋がりとは目に見えない確かなもの「その場限りにしたくないから身体より心が欲しい。いい関係だな」言葉を交わし触れ合えば天国にも勝る心地好さ、頬に手を添え体温を分かち合い。手取り回り川遊び然り子供のように喜ぶ姿に自分は弱いのだと理解「可愛いな」ポツリと溢しまた回って。「そういう事。機械はお手上げだが動物なら任せろ」頼もしく胸を張りつつ肉食動物には出来る限り会いたくないと願い。少し痺れる左足首を回転させ「自給自足の生活で贅沢は言わないが有り難い」休憩タイムは終了、再び歩き出す前に恋人らしく自ら手を取り繋いで)

>>オーウェン

まだほんの一部しか知らない。残りはこれから少しずつ、心を開いて見せて欲しいの。
(情けないのとは違う、いじらしく繊細微妙な空気をも併せ持つ人がはにかむのは春の午後に似て穏やかな空間を生み出し。いつまで気紛れの神が二人を閉じ込め続けるかは知らない、それでも結んだ手を開き迎え入れるポーズを。「時々は心と比例して身体が近付く事もある。それはとても純粋な愛で。」人の手がかくも温かいとは、その手に触れ恍惚と瞼閉じ。そのまま宙に浮きそうな程に回り続ければ三半規管の均衡を失いふらふら「自分で言っていたよりずっと上手だったじゃない？」よろめき序でに寄りかかり。「お手並み拝見ね、期待値最高よ。」唇には深い笑み。手を取り合い何処へ行き着くかも分からない道無き道を進む最中「熊に遭遇したら死んだふりをすれば良いって…本当なのかしらね。」真面目な面持ちで唐突に質問。)

>>ペギー

俺も、まだ知らない君を見せてほしい。出会った日に恋に落ちて、君をもっと知りたい
(他人に興味を持ち知りたいと願うのは愛の悪戯なのか、恋人を幸せにする為に努力や勉強が必要「こんなにピュアな恋はした事がない」幸せの青い蝶の応援を受け、閉ざされた瞼に唇で触れて蝶の名が付くキスを落とし。ふらふらの女性を受け止める己の足も覚束ない様子「今のがダンスだって？」だとすれば目が回って酷いものだが面白くもあり、近くの大木によって踏み止まる事に何とか成功。男とは女性に期待される事を喜び誇りに思う生き物「いざと言う時に頼れる存在じゃないとな」恋人と繋がる手に自然と力が入り強く握り返し。質問に対してナイスタイミングと云うべきか、まだ新しい熊らしき足跡を発見「…有効かどうかは分からないが、実践しなきゃいけなそうだ」その場にしゃがみ足跡の伸びる方向に注意し、静かに立ち上がりライフルに手を掛け耳を澄ませ)

>>オーウェン

興醒めしたりはしない？私は貴方が短パンでも海パンでも変わらず好きよ、まるで空想上のプリンセスストーリーみたいね。
(ほんの冗談を添えているように見せかけてはいても、心から正直に告げ一度後ろを向き。顔だけ振り向いて一目惚れをほのめかす恋人に恥じ入りの眼差しを。瞼を開けてしまうのも惜しい柔い感触は溜め息と一緒に空気に混ざり「特別なペンで続きを書かないと、二人で。」今暫くは幸福に入り浸るのを許して欲しい。「何でも気持ち一つでそうなるものよ。誰も否定する余地が無いからこれで決定。」肩に額当て込み上げる笑いに身を任せ。頼もしい横顔を見つめ続けるのも吝かではない、握力がハートをも強く掴み「是非頼りにさせて。」素直な甘えが具現化。「もう実践？」人間に慣れていない野生動物は尚危険、相打ちにはならない事を祈りつつ視界の悪い草木を挟んだ静寂を伺い。)

>>ペギー

初デートがジャングルでも？次はもっとお洒落して出掛けような
(寛大な心の持ち主に訪れるか定かでない未来の約束を持ち掛け、かっちりとシャツを着る己の姿は想像すら出来ないがドレスアップした彼女を見たい。蝶がよく頑張ったと誉めるように止まって飛んで肩の上で踊り「その続きは二人の幸せな暮らしか？」暖かな春の日に似た関係が少しでも長く続いて欲しい。笑う恋人の後頭部に手を添え「ふらふらで酷いもんだ」楽しくとも何度も踊ったら体力の消耗が激しそうなのだが。戦闘力のある人間で良かった、顔に感じる視線を合わせるのも気恥ずかしく正面を見たまま視線を受け流し。前方の草木の動きを注視「大丈夫、ペギーの事は絶対に守る」己の身体を盾に恋人を隠すようにして腰程の高さのある草に身を隠しライフルを構え、足跡の主が人間に気付かない事を願い息を殺して待ち)

>>オーウェン

そう、ジャングルでも。勝負服はあったの、色はレッドピンクで襟元がフリルになっていて…貴方も粧し込んでくれるなら着るわ。
(一切の躊躇を緩さずに頷くこと一回。かつて意中の男性の前に披露したっきり袖を通さなかったワンピース、それがこの世界に届く筈も無いのに約束を結び。蝶が舞う度絶妙に羽の輝きが変わる。肩に美しい宝石を乗せた恋人が願うものを実現出来るならば「オーウェンがイエスと言うなら伴侶になれる、何もかも自由よ。」別れの時は今は考慮しない。ひとしきり笑い続けた後首に腕絡め「私は楽しかった。」念押しの頬キス。青い蝶と青いシャツに青い瞳の人をこよなく愛する今、沈黙の意味するところを察せる上に苦にならず。場合によっては助太刀する意図で拳銃を取る準備を整えた格好にてどうしても伝えたい言葉を「私を守る為の自己犠牲だけはしないで、お願い。」)

>>ペギー

そのワンピースは思い入れがあるんじゃないのか？
(己のような人間がかつて彼女が愛した人の為に用意した物を目にして良いのだろうか、見たくない訳があるはすが無い。それでも会った事のない彼の存在に減る自信に比例して俯く瞳は暫く地面を映し。別れを心配する暇があるなら今を楽しむべき「…イエスだ」片膝を地面に付きそれっぽく手を取り甲に口付けを。「それは勿論、俺も楽しかった」頬に唇寄せる可愛い人の肩に手を回し抱き寄せ、徐々に愛情表現がストレートになる己には驚く。草木の動きが真っ直ぐ此方へと近付く中で拳銃握る手に手を重ね「君を一人にさせない」お願いを守る事を約束し、遂に姿を表した森の主に先ずは威嚇射撃を)

>>オーウェン

確かにね。でもずっと待っていたのよ、誰か心から愛する人に見せる時を。
(肯定の次にまるでワンピースそのものが望んでいたかのようなエピソードを綴り。下を向く首を撫で、クローゼットの肥やしとなっていたとっておきの一着を纏いシャンデリアが灯る豪奢なレストランへ礼服の恋人に腕を取られ足を踏み入れていくイマジネーションが。顔中の筋肉が綻び「夫を支える良妻になるわ、さあ誓って。」仮初めでも構わない、愛は無限大。「いつもとは言わないけど時々はお付き合いお願いね？」悪戯に囁きぴったり密着にて目で強請り。「信じてる、貴方は私の全て。」不変の事実。唸り声を上げた巨体が此方へ向かって来ようとしているのか身を翻した瞬間に表情引き締めトリガーに指をかけ。)

>>ペギー

…その人に怒られないように心の底から君を愛し抜こう
(心から愛する人と明言してくれる恋人を前に項垂れては失礼、見知らぬ彼が出来なかった事を代行しよう。此処でない文明のある世界に二人で移動したならば礼服を仕立てなくては。「生涯君を、いやペギーだけを愛すると誓おう」目を見つめ静かにそう伝え頬に手を添えて誓いのキス、白のドレスも神父の言葉も無いが心を通わせれば成立する。時に凛とした強さと美しさを放ち、時に子供っぽい可愛らしさを見せる恋人には完敗で「しょうがないな」困った返事をしても顔には満面の笑み。銃声に恐れをなし森へ帰る最善のストーリーは叶わぬ理想か。生命を奪いたくはないが二人の命を懸け武器を手に野獣と対峙、恋人の一歩前へライフルを持つ手に力込め敵の頭に狙いを定めて)

>>オーウェン

私も、私も貴方を心から愛し抜く。嘘偽りなく永遠に。
(恋人の額にほんの少しだけかかる巻き毛の前髪をそっとよけ、つるりと頬へ手を滑らせ感極まる瞳を揺らし。未来を生きたい、酷く自己中心的で夢物語だと理解していてもこの人が本来居るべき世界で共に。「病める時も健やかなる時も。夫オーウェンと助け合い生涯愛します。嗚呼神様」参列者はモルフォ蝶のみの秘密のウェディングセレモニー、誓いのキスを受けても足りない愛情につき動かされ自ら立て続けに重ね。「良い笑顔、やっと歯を見せて笑ってくれたのね。」人の笑顔には力がある、どうか何度でも笑顔にしてあげられますように。惨たらしい生き物の最期を目の当たりにするとしても銃を向ける者達の義務を果たすべき、尊い命に頭下げ恋人と影の成り行きの顛末を黙って見守り。)

>>ペギー

俺を選んでくれて有り難う
(いくら感謝しても足りない偉大な愛と瞳に吸い込まれ、色々な場所を旅して二人で何処までも寄り添いたい。　誓いの言葉とキスを受け十字を切り神様へ報告「ペギー・グレイディになってくれるんだな」感極まり瞳に薄らと涙を浮かべ離れた唇を再び寄せ長く深く重ね。普段あまり笑顔を浮かべない自分は過去のもの「そんな風に言われると照れるな」照れ臭く力の抜けた笑顔を向け。互いに反撃し距離も縮まり自分でも気付かぬ内に怪我を負い。力強く生きる命に祈りを捧げ、せめてもの救いに苦しみを感じずに天に昇って欲しいとの願いを込め一発で決めて)

>>オーウェン

改めてお礼を言われるような事はしていないわよ、だって私がそうしたくてしたのだから。
(律儀さを上手く受け止める技量が足らず首を振り、鼻の先端を人差し指の腹でピタリと押し。木漏れ日がチャペルのステンドグラス代わりに二人を照らす中の祝福が喧騒から離れただ二つのシルエットを浮かび上がらせ。「そう。ほら泣かないで、良い顔が台無し。」落ち着き払った性格以上に感受性豊かな新郎と交わす口付けに絶え間ない愛を知り。ふんにゃり笑う顔も可愛らしい「ずっと見ていたい位。」指でフレームを作り遍く大地を包む光に溶けてしまいそうな姿を瞳に映し。巨体が息を引き取るまで言葉は出ず、漸く事切れた獣から目を離して恋人の怪我を案じ「オーウェン切り傷から出血が、動かないでじっとしているのよ。」躊躇せずブラウスの袖を引き千切り止血帯として患部を押さえ。)

>オーウェン

他に仲間は連れてないか、案外丈夫なんだな
(それ程脆くも無くだからといって強いともとれない風貌の姿が視野から外れて冷えている筈の湖に歩むのをそんな言葉掛けており今まで会って来た誰とも一致しないのは当たり前な事からこの場に的外れかもしれない投げ掛けを色が変わっている肌の持ち主に歩み進めているうちに口にしていて布切れや衣服の着方を見ても手馴れてるのは伺えて日頃からあちらこちら走り回って過ごしてるものなんじゃないかと所々土のついている手の甲を水滴掬えば其方へ持ち出し「其処に戻りたいんじゃないのか　よく似てる」緑色ばかりで上と下は青や茶寂しさで途方にくれてるとは思えず)


>バッキー

･･･人間じゃない?私はエルフ族の者
(どの記憶を辿ってもどれにも当て嵌まらない対面中の相手の姿外見は見ていれば眉毛がやや動いたのに自分自身の心情を其のまま形にしているものでずっと考えている訳にもいかず今の状態だと頭数個分程下にある事から若干首を下に向けないとよく見えなく怪我をしているのか僅かな情報も得ないまま普段の面持ちとは明らかに違う気持ちなのは変わらず)


>マギー

スランドウィルだぞ　よく働く者達なら確かに私の指揮している場所にいるな
(噛み砕いてしまうのも慣れない単語ばかりでそれらが多いせいなところからきているのは問題無く問い掛けに時間を掛ける事もせずに間違っていたら多少なりとも支障きたすが久々なのか其の手の身分と相対している事から全て考えや心情伺えなくてもその点視野の隅に置いており「マギーだったな、其のままマギーって呼ぶとしよう」怪我もしてないので手の施しは要らない様と相手の外見に髪先から履いている物の隅まで目を通してからそう口にしていて「どう･･･使うんだ」説明する点扱いに長けているのかもしれない様子に通信機と呼ばれた物体へ右手の指先で若干触れながらそう問い掛け不意に視界から掻き消えた姿に瞳孔のみ開いて同時に湖へと走って行ったんだと分かるまで時間掛かった為に立ち止まってから「其処の水は澄んでる様だ」)

>>ペギー

いや、言わせてくれ。俺がそうしたい
(自分の気持ちに素直になった結果の言葉であり、鼻先に触る指を押し返し互いの掌を合わせて指を折り絡め。ぴったりと寄り添う影は離れる日を知らず「幸せ過ぎると涙が出そうになる事を初めて知った」ゆっくりと瞬きし涙で潤む目を細め恋人から妻へと変わった女性の笑顔を焼き付け。「こんな顔はした事がない」次々に起こる知らない体験を通し無表情で乾いた自分は霞み、代わりに愛する人の為に笑う自分に出会い。額に滲む汗を拭い緊張で止まった息を再開し「…すまない。君は大丈夫か？」怪我は意識すると痛むもの、指示に従い動きを止め腕の痛みに眉間に皺を刻み)

>>オーウェン

スランドウィル。イントネーションは合ってる？貴方と同じように意味があるの？
(眩い珠の子の父君ならば例に漏れず美麗だろう、我が両親とは大違いの。話してみれば穏やかで接しやすい新たな友と巡り会えた幸福を息と共に吸い込み口元に微笑浮かべ。「一文字惜しい。ペギーよ、でもマギーも真新しいしマギーで良いわ。」今ほどマーガレットという名前を両親から授かった事を楽しいと思った記憶は無い。「だったらレゴラスはレゴラスで。故郷の話を聞かせて、とても緑豊かなのでしょうね。」凡ゆる冒険とファンタジーを詰め込んだエルフに夢見て隣に並び。「襟につけるの、スイッチを入れれば小声でも音を拾って特定の相手だけと会話出来る道具。」通信機なぞ今は役に立たないし記念に差し上げてしまおう。「涼しいわね！私は流石に脱げないけれど、貴方は浴びて来たら？」足を浸しパシャパシャ波を立て全身にマイナスイオンを染み込ませ。)

>>オーウェン

＿＿分かった。貴方が思う事を私に教えて。
(愛すべき存在が望むのならば耳を傾けるまで。絡み合う指と指の長ささえ違う、強く硬く優しい手。美しく潤む瞳が己を捉えているというだけでももらい泣きの涙を誘い、生涯の伴侶となった人に言葉不要で抱き着き。「貴方があまりにも綺麗な涙を浮かべるからつい。愛しているわ、身体一つしかないけれど貴方に全てあげる。」笑顔が更なる幸せを呼び寄せ、笑顔の連鎖で至高天まで誘われる感覚が魂をたかぶらせるのか笑ったまま泣くという妙な表情が出来上がり「笑って、私の前で。」強過ぎる力加減で傷口を抑え血が固まるのを待つ間もう片手では汗を拭ってやりながら「私は何処も何もないから安心して。野生動物には菌がある可能性が高いから消毒しないと。染みるわよ、耐えられる？」バッグから万一に備えた薬品を取り出し口で蓋を開け。)