匿名さん 2014-08-10 19:42:28 |
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(了解です!絡み文置かせていただきますね^^
本体会話は蹴っていただいて構いませんので!
岩ちゃん、お腹空いた。どっか寄って帰ろうよ。
(受験対策の夏期講習に顔を出し授業を受けて数時間、補習が終わり人も疎らな教室で、だらしなく机に突っ伏しながら幼馴染を見上げ。ふと窓の外へと目を遣ると、夏休みとはいえ練習のためかグラウンドに散らばる運動部員が目に入り、部活の事を思い出して小さな溜息を洩らし。
(ありがとうございます!では背後はこれで!
はぁ…(補習が終わり、外へ出ればこの炎天下の中帰らないといけないと思えば溜め息を吐き。だらしなく机に突っ伏せる相手に目を遣れば自分も更に帰る気が失せ、相手の誘いを聞けば少し迷うもこれからまだ暑くなりそうだと予測し、一人で行ってろと相手の誘いを断り。)
奢るから!ね?
(一蹴されてもめげずに誘い続けては、鞄からスマートフォンを取り出し電源を入れて。チェーンのファストフード店のアプリを開きクーポンを確認しながら、もう一押しといった調子で「涼もうよ」と呟き。夏休みという事もあり普段よりも幾分早く授業が終わったためもう二人で居る理由も無いのだが、少しでも長く一緒に居たいなどと浅はかな事を思ってしまう自分がおり、誤魔化すために携帯の画面を見つめて。
……言ったな?男に二言はねーぞ
(女と行けば良いのにと、内心で呟けば一生懸命に誘ってくる相手に何の違和感も感じず、携帯の画面を見つめる相手をぼーっと見ていて。自分が断って別の女と行かれるのも、と考えればしょうがないと言わんばかりに机から立ち上がり、おら、行くぞ、チンタラすんな。と相手の頭をむやみに叩けば荷物を持ちさっさと教室から出ていき。)
あ、ちょっと!待ってよ岩ちゃん!
(頭を叩かれたかと思えばさっさと教室を後にする相手の後ろ姿が目に入り、大慌てで鞄に荷物を詰め込んで席を立ち。某猫型ロボット漫画に出てくるガキ大将を彷彿とさせるような横暴っぷりにさえ居心地の良さを感じ、走って相手の隣まで追いつけば、へらりと笑いかけながら「追いついた」と息を整えつつ並んで歩き。
おせぇ、クズ川
(自分の言動がまさかあのガキ大将と重ねられてるなんて思いもせず、自分と横に並ぶ相手を見れば呑気に笑いかけてくる幼馴染みに不覚にもそれだけで相手を可愛いなどと感じてしまい、少し顔を赤くすれば気付かれないようにと直ぐに目を逸らし暴言を吐き。)
悪口が雑!!
(耳慣れた罵倒に思わずツッコミを入れながら相手の横顔を見ると、頬の辺りがうっすらと赤く色付いていて。今の流れに照れる要素なんてあっただろうか、と疑問に思いながらも、そんな表情ひとつで鼓動が高鳴り始めており、少し顔を背けて早足で昇降口まで歩を進め。
雑じゃねーよ。お前を罵倒する大事な立派な言葉の1つだぞ。
(ツッコミに真顔で反論し、相手が早足になれば先程までチンタラするななど罵倒してたわりに自分は気にせず、相手と歩幅を合わせる様子がなくゆっくりと歩いて相手の背中を見届けてやり。更には眠そうに欠伸をして。)
クソかクズかグズしか言わないとか、単細胞すぎるよ。
(上履きから外履きに履き替えている間もぶつぶつと不満を口にして。人を急かしたくせに自身はのんびりと後から歩いてきた相手を少しだけ呆れたような顔で見つめては、ポケットに手を突っ込んで「岩ちゃんそれ女の子にやっちゃダメだよ?」と忠告の言葉を吐き。
あ?何か言ったか?
(ぶつぶつ言ってる相手を睨み付け、普段よりも低い声で相手に訊き。追い付けば自分も外履きに履き替え、忠告を聞けば溜め息を吐き「女にやるわけねーだろが」と返せば、実際女と付き合ったことなどなく、多分と自信無さげに追加し。)
岩ちゃんカッコイイって言った。
(咄嗟に口を衝いて出たのは確かに誤魔化しではあるものの、同時に本音そのものでもあり。女の子に、とは自分から用いた例えであるにも拘らず、もしも本当に相手に恋人ができてしまったらと考えると、心臓の辺りがやけに苦しくなって。「ふぅん、ならいいけど」と、何処か冷めたようにも聞こえる声で答える事で、苦しくて仕方が無い自分の心の内を押し隠そうとし。
…胡散くせー
(相手に言われると只の嫌味にしか聞こえずそもそも冗談で言ったことと分かりきった事で目を細めじと、と相手を見つめ。少し様子が変な相手に小首かしげて、何を勘違いしたか「あのなぁ、心配しなくてもお前にしかやんねーから。女にしねーよ」と告げれば再び自信なく多分と付け加え。一応相手の様子も気にし背中を叩いて。)
ひどいなぁ。
(相手の口の悪さと信用の無さにわざとらしく寂しそうな口調でぼやいては、炎天下の中外に出て。やはり不自然だと思わせてしまったのだろうか、気遣うように背を叩かれれば失敗したと悟り、「気をつけないと、癖って出るからね」とおちゃらけた声音で誤魔化し。
じゃあお前、俺のカッコいいとこ言ってみろよ。
(どうせろくなことは言わないだろうと分かっていても相手が何と返すか予想し、外に出れば強い日差しが直で肌に当たり「あちぃ…」と呟き。相手が先程の様子を誤魔化したのを理解するが深く問い詰めようとせず、「嗚呼そうだな。」と素直に頷いて。)
男前だし、後輩にも頼りにされてるし、度胸あるし…
(格好良いところというよりは自分が好きなところを指を折りながら挙げていき、あ、と小さく声を上げたかと思えば「男にモテそうだよね」と笑顔で付け足し。相手の言う通り日差しがもろに当たるのはなかなか厳しく、片手でぱたぱたと扇ぎながら近場のファストフード店を目指して。
お、おお…
(意外にもまともな事を挙げていく相手に少し驚き、反応に困ってると最後の言葉で動きが止まり。相手を睨み付ければ「**」と毒を吐き。あまりの暑さに制服が汗で滲み、その気持ち悪さに早く店に着いてしまいたいとばかり考えて。)
あっ、冗談だよ?
(反応を窺うために付け足した一言も、こんな表情をされるくらいなら言わなければ良かったと少々後悔して。笑いながら相手の悪態を聞き流せば、小さな声で「本当は優しくて、面倒見がいいところもね」と呟き、人前の時に見せるものより穏やかな表情で目を伏せて。
…そうかよ。
(相手の発言と表情に頬を赤に染めらせれば体の体温が若干高くなったような気がして。誤魔化そうと少しうつむけばこれは暑さのせいだと主張するように大袈裟に手で顔を扇いで。)
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