下野さんと僕の関係*

ひろたん抜けてるから分からないと思ってました（にこにこさせながら小馬鹿にするような言い方をし｢なんてねって、顔赤いけど大丈夫!?｣と付け足し)
本当ですよね!流石...でもひろたんも女子力高いと思いますよ！

おおお、俺だけじゃないし、ゆうたんも時々抜けてるからね！
…ぅえ！？顔？大丈夫大丈夫！！(馬鹿にされたようで、慌てて反論し、顔が真っ赤な事につっこまれれば隠すようにして大丈夫と連呼し)
俺？あ、ありがとうございます…(女子力が高いと言われれば、突然の事に拍子抜けた顔を一瞬すると、恥ずかしそうにお礼を言って)

俺はしっかりしてますからひろたんよりかは!（最後の方を強調させては｢そうですか?それならいいんですけどって慌て過ぎですよ､落ち着いて下さい｣と彼の反応にくすく笑い)
いきなり敬語に..（いきなりの相手からの敬語に少々驚き__可愛いなｰ｡なんて思いながら見つめ

え？えー？聞こえませーんっ(強調された言葉にわざとらしく耳に手を添えて聞き返すと、火照った顔を冷ますようにパタパタと手で扇いで落ち着けと言われたことにはーいと返事して)
い、いやだって、なんか褒められたから照れくさくって(相手に指摘されてから敬語になっていた事に気付いて、照れたように頭をかいて)

わぁｰ､嫌なやつｰ｡耳元で大きく言ってあげましょうか?（相手の耳元に己の口を近付けながら述べ。手で扇いでいるのを見れば心配そうに｢熱でもあるんですか?大丈夫です?｣
ｱﾊﾊ､褒められて照れくさくなるなんてお子ちゃまですね（と小馬鹿にし

やめっ、くすぐったいって！
んーあー、熱ぅ、熱かもなー、あははー(持ってこられた口元がくすぐったかったのか首を傾げ、心配されれば棒読みで答え)
お子ちゃまで悪かったな！
おう、おこちゃまですよーっだ(相手の挑発に見事に乗り、フイと拗ねたように顔を背けて)

ごめんごめん（苦笑いをしながら相手の耳元から己の口を離していき｢大丈夫!?今日はもう帰りましょうか!｣と本気にすれば彼の背中を擦り）
お子ちゃまお子ちゃま､って拗ねました?（ニヤニヤさせながら相手の腕をツンツンとさせ

だだだ、大丈夫！全然大丈夫だから！
せっかくファミレスに着いたんだから早く中入ろーぜ(冗談で答えたつもりが本気で心配してくれた相手に必死に大丈夫だと伝えると、ファミレスに入ろうと告げて)
拗ねてまーせーん(説得力の無い声音で答えると、ツンツンするなぁ、と呟き)

本当に?もう心配させないで下さいよね!（ため息を吐けば頬を膨らませばお店に入り店員さんに__二人で｡と告げれば席に案内され)
絶対拗ねたでしょ？（彼の様子から見て述べていき

あー、ゆうたんごめんな？(ここまで心配させてしまった事に少し罪悪感を感じ、項垂れるようにして平謝りしながら案内された席に座り)
そ、そんな事よりお腹空いたんでしょっ
早く何か頼もーぜ(誤魔化すようにしてメニューをさっと開くと相手の方に向けて)

大丈夫ですよ､そんな謝らないで下さいよ（にこりと微笑んではそう述べていき｢そうですね､えｰと...じゃあオムライスにでもしようかな｣とメニュー表を見てはそう言い

ゆうたん…っ(相手の素直な態度に感動したのか瞳をウルウルとさせて)
おっけ、俺は唐揚げ定食で！！
デザートにガナッシュ食べようかなぁ(メニュー表に写っている自分の頼む物の写真を指さしてから、首を傾げて｢ゆうたん、デザートは？｣)

なんですか､もう（相手の様子にくすりと笑いながらテーブルを乗り越えるかのようにツンツンとし｢デザートも食べるんですか!?じゃあ､俺は...プリンのフルーツ盛りでもしようかなｰ｣とメニュー表を指しながら述べ

こ、こらっ、くすぐった…っ(相変わらずツンツンには弱いようで、苦笑いしながらも受け←)
プリンだな、じゃあ店員さん呼ぶね(相手の注文を聞くと呼び鈴がテーブルに置いてあるにも関わらず｢すみませーん｣と大声で店員さんを呼び)

ごめんごめん（腰掛けては頭をポリポリと掻きながら謝り｡｢ちょっと!呼び鈴テーブル席にあるんですから｣大きな声で呼ぶ相手に急いで括弧を言い

あれ…？呼び鈴あったの！？(どうやら気付いていなかった様子で焦りだした所に、きょとんとした店員さんがやって来て)
あ、あの！ちゅ、注文いいですか？(自分の行動に今更恥ずかしくなってきたのか、たどたどしく自分と相手の注文を述べて)
いやー、呼び鈴があったとは…;

はぁ...（吐息を付いては恥ずかしそうに注文している彼にくすりと笑い注文し終われば｢あの店員さん凄いきょとんとしてましたね!え､何この人!?みたいな｣と小馬鹿にするように笑いを堪えながら述べていき

ちょ、恥ずかしいから掘り返すなよなっ(店員さんが去った後、再び恥ずかしさのあまり真っ赤になった顔を相手に見せないよう伏せながら反論して)
注文出来たからいいだろー(少しムスっとして)

だって、面白かったんでつい（先程の光景を思い出したのかププッと笑い｡ムスッとする相手に｢怒らないで下さいよｰ｡さっきの下野さん可愛かったんで｣と親指を付き出してはそう述べ

面白いって、もう(諦めたようにため息をつくと、可愛いという言葉に耳をピンと立てて)
む…可愛くないし、年下に可愛いって言われるのもなんかな…(相手の行動を横目に見て｢それより｣と付け足し)
なんで下野さん、なんだよ。
いつもみたいにひろたんって呼んでくれよ…な！