匿名さん 2024-04-25 00:30:33 |
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……え、………?
(迫る唇が僕を襲い、辿々しい口付けをされ唖然と小さく声をもらして。相手の言動を咀嚼し理解しだすと、際限なくぼとぼと涙が溢れ落ち。すべてが信じられなくて自分の頭をグーで殴る。すごく痛い、夢じゃない。てっきり、困惑や憤りの感情を告白されるのかと思って覚悟をしていたのに。しかし僕は彼にあんなことをしたのに一体どうして好意を寄せてくれたんだろう。一旦冷静になれ、早まるな、彼が好きなのは優等生の仮面をかぶる僕だ……!__そう考えようにも、何万回も妄想して夢にまで見た彼からの愛の告白が現実に起きた、その破壊力は僕の理性を崩壊させてしまって。興奮のあまり力の加減をせずに握り潰す勢いで相手の手をとり、まつ毛とまつ毛が絡まり合いそうなほどのゼロ距離でべらべらと彼への愛を語って)
ねぇ、僕も……好き、だよ……遥太の隣にいたい……遥太の髪も目も口も爪先まで全部僕だけのものにして、僕以外の目に触れないようにしたいし、抜け落ちた髪も切り終えた爪も全部保管して大事にするし、写真も動画も四六時中ずっとずーっと撮り続けて監視したいし遥太の身体中を舐めまわしたいし……あ、やば、今のは…忘れて……
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