匿名さん 2024-04-25 00:30:33 |
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……っ、遥太……昼休み、話す時間作ろう。……その手紙のことも聞きたいし。
(いつものように困ったような笑顔を見せて僕の謝罪を受け入れてくれると思ったが、それこそ甘えた考えだったようで。それとなく僕が距離を取ろうとしているのを察したのだろうか、突然胸ぐらを掴まれ、必死に僕を引き止めようと彼は言葉を紡いでいて。昨晩の困惑と、僕を許容するような発言。嫌じゃなかったって、そんなことを言われたら、僕は__瞬間、予鈴の音で我にかえって。もう皆が教室に戻ったのか廊下には人影もなく、僕と彼だけ。僕達も戻らなければと放心状態の中でも冷静に考えれば、ふと彼の手に握られた手紙のようなものが気になって。とにかく今は時間がない。昼休みならばじっくり話し合いができるだろうと考え、彼の背中をなだめるように優しく叩いて提案し)
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