通りすがりさん 2024-04-09 20:02:59 |
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(了解致しました。こちらこそ宜しくお願い致します。)
巽】
……はあ…
(忘れる前に取り出し口から茶を取って立ち上がった途端、耳に飛び込む声に思わず─眉間に皺が寄り、ぎゅう、と眉が顰まる。まだ声を聞いただけだと云うのに、頭が痛くなってきた。声の主は恐らく、酷く出来の悪い後輩─五条悟。礼儀も知らず、態度も尊大。自身とは正に正反対、相容れぬ存在─軽く溜息を漏らしながら無視を決め込んで)
伏黒】
…別に、謝ること無いだろ…何か用か?
(急に声を掛けられたことで─一瞬だけ身体が強張り、肩がびくん、と揺れる。すぐに反応して振り向けば、そこには─以前、しつこい男から守ったのをぼんやりと覚えている─少女の姿があった。何か用か、と此方が返答する前だというのに─既に謝罪してくる彼女に少々面食らいつつ、首を横に振ってみせ)
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