gr 2024-03-30 00:55:11 |
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…もしそうだとしたらこれまためんどいな。
(なんて言いながら即座に扉へと向かい手をかけ押す。が、まるで鍵がかかっているようにガチャっ…と音を立てるだけで開かない。そして不思議なことに内側に鍵がなく、こちらからは開けれないようになっている。はぁーーー…、と大きくため息を吐く。)
最悪が的中だな…。
(なんて言いつつも、執務室の奥にある仮眠スペースやらは完全再現されているようで、いつもと何ら変わらない空間。白い空間同様享楽的に過ごすかとおもわれたが、白い空間で享楽的にいれたのは、未知による好奇心が強かったから。それが毎日のように書類と向き合っている、“いつもと何ら変わらない空間”熟知された空間に、また同じように監禁されている、というストレスが。
彼も人間だ。白い空間からやっと出れたかと思えば、さらなる閉塞的な監禁状体に、意識が少しずつ混濁に蝕まれ、気の滅入るのを感じ、1度深呼吸を。)
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