名無しさん 2024-03-23 00:11:55 |
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(彼に肩を支えられ立たせられると家はどこかと問いかけられ、ギクッと一瞬目をそらし、また彼のほうを見ると「家……ワタシに家などない…」と嘘を吐いたときのぷくりと頬を膨らませた顔で言って。彼に家の場所を教えでもすればもう終わりだ。エマの家は吸血鬼のすみか。もし彼と行けば彼には吸血鬼だということがバレ、ついには殺されてしまうかもしれないのだから。かといって一人で家に帰られる程の気力は今のエマにはない。そしてエマはもうこれしかないと、アルコールのせいでよくまわらない頭で考え抜いた言葉が、「ね、ヴェイン~ヴェイン家泊めてよぉ」というものだった。またふわふわとした口調で発したその言葉は一見ただお前がそいつの家に泊まりたいだけなんじゃね?とも思えるが、…まあその通りだ。それにきっと優しい〝ワタシの〟ヴェインなら、こんな願いも受け入れてくれるだろうと信頼も込めて。)
(/いえ、のんびりまったりやって行きましょう。空いた時間などにこちらも上げますので顔出せるときに出していただければ大丈夫です!(蹴り可))
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