匿名さん 2024-03-12 23:16:32 |
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( /面倒見がよく根は優しいブルーノくんと、天真爛漫で少々抜けたところのあるアリス、既に真反対の2人がどうやって仲良くなれるのか今から楽しみです…!!
初回文ありがとうございます!全く問題ございませんのでこのまま続けさせて頂きますね!もし文章が読み辛い、また短すぎる(長すぎる)等ございましたら仰ってください…!
背後はこちらで失礼しますが、また何かあればお気軽にお呼び立てくださいませ!改めてよろしくお願いいたします…!!! )
─── わあ。
( 今日もまた、新たな縁談の話があった。詳しくは覚えていないけれど、隣の国の宰相の息子だか第4王子だかそういった地位の高い男。高揚していく父親の機嫌とは対照的に暗く沈んでいくアリスの心を晴らすために、いつものように街へ繰り出した……はずだったのだが。暗くどんより気分だった足はいつの間にか路地裏の方へと進み、ふと気付いた時に目の前に広がるのは街の喧騒にも似ているけれどそれでもどことなく空気の違う、所謂〝スラム〟の入口の市場にたどり着き。アリスはぱち、と長いまつ毛に囲われた宝石のような瞳をまんまるにさせては市場の喧騒に気圧されながらも上等な茶革の靴でその市場への1歩を踏み出して。だがしかし明らかに階級の高いしっかりとした生地の服を着ていれば商売の標的になるのは明らか、案の定籠に盛られた林檎を売る店主へと声をかけられ。よかったら味見していくかい、なんて1つの林檎を手渡されれば仕事なんてしたことないような真っ白な両手で林檎を持ちながら〝なんて優しい人なの!〟とにっこりと表情を綻ばせ。……この後にお代を請求されるなんて知らずに。 )
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ありがとう!街の市場はたまに覗くけれど、味見をさせてくれるお店なんて初めてだわ!とっても優しいお店なのね。
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