stairs （〆）

（ 彼女の中では「ケイ」が定着しつつあるらしい。このまま、ケイという名でも良いのではと思ってしまい。先輩の頬が微かに赤らむのを感じるとより可愛らしく見えて。「 俺が誰にでも、可愛いという男子に見えます？それは心外だなあ。」とぽろりと疑問と本音を零しつつ、オムライスを平らげ、再度彼女を見つめ直し、微笑んで。）
俺、卵焼きは甘め派なんで先輩と味の好みが同じだったら嬉しいです。
母の卵焼きの味付けが幼い頃から甘かったのでだし巻きだとちょっと物足りないんですよね。
だし巻きも、だし巻きで美味しいのはわかるんですけどね。
他にはどんな料理が得意なんですか？

…ケイくん優しいから素直に可愛いとかすぐ言ってそうに見えちゃう。…ケイくんが甘い言葉をかけるのが悪い！
（ 彼の言葉に少し黙るもすぐに自分の思っていることを素直に述べて。最後の一口の麻婆豆腐を食べ終えると彼が悪いと子供のようなことを頬を膨らませながらいい。自分だけこんなに彼を気になっていると思いはじめると「…勘違いしちゃうじゃん。」と彼に聞こえたかはわからないが少し小さめの声でボソリと呟き。他の得意な料理を聞かれると顎に手をあてながら「…んーなんだろう、得意料理ではないんだけどお菓子とかも結構作るかな、いつも記録的な感じで写真撮ってるんだけど見る？」とスマホを開きながら彼に喋りかけ）

…………甘い言葉？
（ 「 優しい 」とはよく言われるが悪い気はしない。思ったことを口にするのは日常茶飯事でその言葉が「 甘い言葉 」になるとは疑問で仕方なく首を傾げて。甘い言葉とはなんぞや？！状態。相変わらず可愛い仕草をする彼女が気になりつつも心が擽られ、前屈みになるも相手がボソリと呟いた言葉は拾えず気づかなかったようで。スマホで撮った得意料理の菓子が画面から見えるとより気になり、今の席からでは見にくいと判断し、急に席を立ち彼女の隣の席へと移り、彼女のスマホを覗き込んで。）
へえ、先輩はお菓子も作ったりするんですか？俺、結構……お菓子とかスイーツ好きなんですよね。
一番、上手く作れたというお菓子はどれですか？見たいです！

そう、甘い言葉。んーなんかケイくんが言った言葉で女の子をめろめろにさせちゃうみたいな…？
（ 彼が首を傾げているのをみると説明不足だったなと感じ、彼になるべくわかりやすく説明するも、説明しながら自分も段々とよくわからなくなってしまい彼同様に首を少しずつ傾げ。彼が急に隣の席に来たのに驚き表情につい現れるもの嫌な気は一切せず気にせずにいて。隣でも角度によっては見えないかなと思い少しだけ彼との距離を近付けながら「ほんと？じゃあいつか上手に作れた時にでもあげちゃおうかな。…一番上手に出来たのは、マカロンとカップケーキかな～。その時丁度バレンタインだったから張り切って作ったんだよね。」と少し前に作ったバレンタインの時の自分の力作のマカロンとカップケーキを見せ）

（ 「甘い言葉」への回答により頭を傾げて。俺の言った言葉が女の子をめろめろに？何処が、何故？と疑問が広がるが、相手もイマイチわかってないのか首を傾げた姿にそれ以上は追求できず。己の言葉に対して彼女は惹き寄せられたのだろうかと、好意を抱いてくれたのだろうかと悩みながらも興味は先輩の作ったお菓子へと。画像フォルダから覗かせたマカロンとカップケーキに差し掛かり、彼女が出た言葉につい、反応し相手の顔を覗き込んで。）
へえ、バレンタインの時のお菓子なんですね。
こんな美味しそうなお菓子を渡す相手ってやっぱり彼氏さんですか？

か、彼氏じゃないよ！いつも仲良くしてくれる子と従兄弟にしか渡してないよ。…今年は私も彼氏に渡せたらいいなー、なんて。
（ 彼の言葉に少し動揺しながらも否定をして。バレンタインの時に誰に渡したかを説明し終えると彼氏がいる自分の友人の姿が楽しそうだったことを脳内で思い出せば少し羨ましそうに呟いて。自分のことを聞いて来る彼はどうだろうと少し気になると「…ケイくんは彼女ちゃんとかいないの？気になる人とか…！」彼の方をちらりと見ながら尋ねてみて。）

（ 彼女からの「彼氏じゃない」と言う否定の言葉に自然と肩の力が抜け安堵した。もし、彼女に恋人が居たらその恋人に自分は嫉妬していたのではと気づくと「「この感情は何だ？」」と利き手で後頭部をポリポリとかいてぼんやり。彼女からの問いかけにハッとしニンマリとした笑みを見せながら曖昧気味に返して。 先輩の気持ちを探ろうと。）
俺、ですか？どうしでしょうね。
居るような、居ないような……。
先輩、俺のコト気になります？

居るような…居ないような…？どんな人なんだろ…。
（ 曖昧な彼の反応に心のどこかでモヤっとした感情が芽生えるも何故自分がモヤっとしているのかわからず不思議に思い。彼が想っている人物はどんな人だろうと気になりひとりごとの様に呟いて。彼に気になるかと言われれば「…ちょっときになる、かも。」と本当は言うつもりではなかったがつい本音がぽろりと出て視線を下に向けながら少し小さめな声で呟いて。）

どんな子だろうね。
彼女かもしれないし、彼氏にかもしれないよ。
なんて、どうだろうね。
どっちにしても可愛いよ。
俺から見てはね、可愛い、可愛いは正義かと。
（ 同性には興味はないが好かれる方ではある、それは仲間として。彼女の興味を己に向けようと反応を見つつ曖昧気味にぼやかす。今は恋人とかはいない、前の高校では人並みには恋愛経験は積んできた方だが、告白されることは多くあまり長続きはせず。今現在は目の前にいる相手が気になる。「……ちょっときになる、かも。」と溢れた言葉を拾うと口角を上げつつ、聞こえなかったかのように話題をずらす。）
マカロンって作れたりするんですね？
この、緑色のマカロンって何味？
抹茶？ピスタチオ？

…じゃあ、その子は幸せものだね。ケイくん優しいからケイくんから可愛いって言われるとか最高じゃん！
（ 彼の曖昧な言葉に気になる気持ちでじっと彼の続きの言葉を聞いて。彼からの『可愛い』という言葉を聞けば心の中でモヤっとしていたのが少し胸がチクリといたんだような気がするも彼女でもない自分が何か言うことではないと思い心の奥深くにおさめながら自分の思っていることを微笑みを浮かべながら少しだけのべて。マカロンのことを聞かれると「今回は抹茶にしてみたんだ～！マカロン作るのはコツ掴めば出来ると思う！私は結構苦戦しちゃったけど…」と作った時のことを思い出しながら最後の方は苦笑いを浮かべ）

俺、先輩が思ってる程「 優しい 」男でもないよ？
（ 横からの視線を感じ、彼女を覗き込んで一言。ほぼ初対面の俺ら、上部だけの自分を見て「 優しい 」というのか疑問になりつつ、自分はそんな良い人ではないと伝えて。もっと自分を見てという視線を送り、にっこり微笑んで。
緑色のマカロンの味を知れば、画面と相手に近づき「 抹茶良いね！タピオカも美味しいよね！これは？」と濃いピンクのマカロンを指出し訪ねて。）
ちなみに、先輩はどの味が好きなんですから？

料理出来る女子って良いですよね？苦戦しても最後までマカロンを完成させた先輩、凄いッス。

んー、そうかな？優しいと思うんだけど…。
（ 彼の言葉に首をこてんと傾げ。彼の微笑みを見ればついつい見惚れ彼の微笑みをじっと無意識に見つめていて。彼が少し近づいてきたことに気付くが嫌な気は全くしないため少しドキドキしながらもなるべく平然を装って。尋ねられると「ピンクのマカロンはストロベリーだよ！私はストロベリーが1番好きかな！」と食べた時のことを思い出しながら彼に伝え。彼から褒められると少し照れた様子になり。）
お母さんが料理とか教えてくれたからハマっちゃったんだよね。…なんかケイくんに褒めてもらえるの嬉しい、かも。なんでだろ不思議。

容姿の萌え、畏まりました。
それを捉えて、pf作成します。
こちらもお時間をいただきますので、よろしくお願い致します。

↑（65）
書き込み間違えですか？
第三者からの書き込みらしいので、削除依頼しておきましたよ、先輩。
今日中には返信予定なので、先輩待ってて下さいね。

（ 無意識なのか、彼女とはよく視線が合い思わず「 ん？ 」と首を傾げ、にこにこと笑みを絶やさずにマカロンの味を聞けば、想像していた味と一致するが「 ストロベリー、美味しいですよね？俺も好きです。でも、この色だったらラズベリーやカシスとかもありですよね。 」と味の提案し、もし次回あるのであれば食べてみたいと思いつつ。）
へえ、先輩のお母さんも料理上手なんですか？
母娘で料理上手って先輩のお父さん羨ましい。

…あごめん、なんかつい見ちゃってた
（ 彼の首を傾げる動作に自分が無意識に彼のことを見ていたことに気付くとつい素直に本音をぽろりと溢して。彼からの味の提案に「…それありかも！今度作ってみようかな。作ったらケイくんに渡したいんだけどいい？」と目をキラキラと輝かせながら次にマカロンを作る時に彼の提案してくれた味で作ろうと考え。彼がよければ彼にも渡したいと思い彼の方を向き少し控えめに彼の方を見ながら尋ね。）
うん、わたしのお母さん料理上手なの！お母さんをいつか越す勢いで頑張らないと！
…ケイくんにも作ってあげようか？……なーんて、冗談！そんなこと言われても困るよねー。

……もしかして、ケチャップとかついてた？
もし、ついていたらスルーせずに言ってくださいよ。
（ さらりと冗談を言いつつ、口許にソースがついていたのを仮定し、それを拭うように親指を滑らせて。まだ会って間もないが、異変に気付いた時は言って欲しいと伝え、彼女は知らず知らずに本音を零す素直な女子だなあと感じ今の時点では好印象で。）
へっ？会ったばかりの俺に味見させてくれるんですか？
良いんですか？！甘いもの好きなんで、嬉しいです。全然、困りません。
っか、先輩……、俺に配ったら周りに誤解されたりしません？

…え、あ、うん、わかった。
（ 彼の冗談に本当に着いていたのかななんて思い少してんぱりながらも彼の言葉にこくんと頷いて。彼からいいのかと言われれば「他の人の意見とかも聞きたいし！それに、甘いもの好きなら尚更食べてみてほしい！少しは自信あるんだよね～。」とうんうんと首を縦に振りながら伝えると最後の自信と言う言葉と共に笑顔で伝え）
…誤解？…わたしは別に気にしないから大丈夫だけど…ケイくんに迷惑かかっちゃうよね。うーん…どうしよう。

第三者の意見ってヤツ？
そう言うのでありますよね……、
（ 他人からの意見、それは大事だ。それなら、断る理由もないがそれは異性より同性の方がいいのでは？もしくは同性のほうがアドバイスできるのではと、納得しつつも顎に手を添え悩んでる仕草をして。彼女は恋愛に疎いのか気にならないのか……自分が伝えた「誤解」は恋愛関係についてなのだが相手に伝わっているのだろうかと疑問になる。己としては前の高校では、女子から差し入れがあり抵抗がないがその女子たちは好意を持っていた為、隣に座る彼女はとさらに疑問が重なり迷惑かけず、誤解されないのはどうすべきかと考えて。）
そうだ、俺以外の人たちにも食べてもらっても良いですか？
クラスに友達が出来たんで、そいつらの意見も聞こうかなって。ダメですか？

全然いいよ！わたしも他の人から意見とかもらえたら嬉しいのもあるけど味変とかにも使えるかも！
（ 彼の言葉に『名案！』と言わんばかりに彼の提案にうんうんと頷きながらオッケーを出し。いつも同じ人に食べてもらっているが他の人からの意見をもらえばまた違う意見がもらえる方と少しワクワクしたようにして。彼に食べて欲しい気持ちがあったことに少しした後に気付くも２回も出会えたからなのかな、と思って。）