匿名さん 2024-03-01 09:58:08 |
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(/思いつきの一案でしたが取り入れてくださり、また本編の先行もありがとうございます!後ろに続けさせていただきましたので、改めてよろしくお願いいたします。)
──っうわ!?…おまえなぁ、部屋入る時はノックくらいしろって前にも言っ…え、あ、いま任務って…?
(独房さながらに狭く日当たりの悪い自室にて、朝からせっせと杖の手入れに励んでいたところ、突然勢いよく扉が開かれ、肩を跳ねさせ驚きの声とともに振り返る。来訪者が親しい後輩と分かれば、呆れ顔で何度目とも知れない説教を垂れようとするが、聞き捨てならなかった彼の言葉に反応して一時中断。何故か嬉々として伝えられる魔物討伐の任務が入ったとの報告に深い絶望を感じながらも、曇り無き信頼と尊敬の混じった笑顔を向けられては「いや一瞬で終わりそうなのは俺の命の方です」だなんて馬鹿正直に返せる筈が無かった。腹を決める為の無言の間をたっぷり取って「………………行くか。わかった、なるべく早く終わらせような。」杖を持って立ち上がり、制服の上に学校指定のローブを羽織るなど、任務に出る準備を整えて)
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