serial number153 2024-02-18 15:19:42 |
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(目が覚めた時には朝より少し前の時間、丁度夜と朝と間くらいの薄暗い部屋の一室。気付けば整然としたベッドの中で眠り、隣には人間そっくりな精巧な相手の姿が充電中の状態で佇んでいる。起き上がりながらも信じられないものを未だに見ている心地は拭えなく、自分の頬を抓った。普通に痛くて現実か、など確認の動作をしてから、)
──…起きて、そら。
(右頬を軽くつつくと起動するのはCMか何かで見た覚えがあり、真似事のようにその所作を模倣して弱く身体を其方に倒して彼を起動させようかと試みて)
__________
俺が始めるのを待っているか、…或いは俺の予想したとこに居るのかは分からないけど。
こういうのを上げる時に必要な言葉もあると思うんだ。
…俺の方が大事に出来るよ。俺はまだ確実に弱いけど、君のマスターになりたい。
別に直ぐじゃなくて良いから、君が余裕がある時に戻っておいで。
──…じゃあ、また。
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