…おや、眠いのかい?布団を持ってこさせようか。 (柱に凭れ掛かった樒の姿にちらりと目線を投げ、眠そうな様子に気付いたらしい。膝の上で蜷局を巻いていた眷属に呼び掛ければ、眷属はずるずると膝から降りて童子の姿を取る。本殿の奥へと引っ込んでいくその背中を見送り、もう一つシュークリームを手に取って)