「ん?何かあった?姉さん」 (椅子に座り首をかしげながら何かあったのかを問う。その答えはすぐわかってこの前の女子に追いかけられた件についてだった。正直姉さんと二人の時間にこんな嫌なことを考えたくない。でも姉さんは自分のことを考えて聞いてくれているんだと嫌な顔を見せながらも話を聞いて。) 「もうさ、学校に行く度にキャーキャー言われて散々なんだよ。姉さんもそうだろ?」