語り部 2024-01-27 19:43:27 |
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>>57シュウスイ様
(からかわれたわけではなさそうで、笑いながらも謝罪してくれた相手に少なからず悪い印象は抱かない。まだ火照る頬を軽く撫でながら落ち着こうと自分を戒める。颯爽と元気よく何も考えずに依頼書を手にした王女が無鉄砲にも危険な外を出歩くだけでも恐怖と不安で心臓が止まる思いだというのに、港町近くの磯に魔物が出たなんて話を聞いたら、みるみるうちに顔色は赤から青白へと変更していき、もしものことが起きたら国王陛下に顔向けもできないし、打首ものだ。ガタガタと別の恐怖に苛まれて目の前にいるシュウスイを血走った眼で睨みつけ)
シュウスイ様……申し訳ありませんが、俺は今すぐにでもその磯へと向かいたいのですが、よろしいですよね?反論は認めませんよ。
(/手強そうなのがいいですよね。パって浮かぶのはクラーケン(イカ)あたりでしょうか。剣とかツルツルして効かなさそうじゃないですか?)
>>58ウルファ様
(ブツブツ独り言を呟く少女の言葉を無言で聞きながら、チラリと見える依頼書の内容に顎に手を当てて考える。登録してそれなりの日数は経過したが、ランクとしては実力を差し置いて下の下の自分たちが取るには些か許されない部分があり、この1枚を手にしているところからそれなりの受注できるほどのランクはあるのだろうと結論つけると、声をかけようとした矢先に振り向かれてしまい、かなり驚いた様子の少女の反応になんだか申し訳ない気持ちになって笑みを浮かべ)
いやいや、大丈夫です。それよりも今手にされてる依頼書、受けるのですか?
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