『 あれ… 』 いつも通り保健室に登校したら誰の姿も見えず帰ろうとすると、ベッドの方から声がした。 『 ぇっ… 登校… 貴方は、? 』 少し近づけばそう声をかける。「 番犬 」の名を思い出したのはその後のこと。