プシコロギアの嘯き ( 〆 )

■ 名前 ／ 安曇 つるぎ ( あづみ つるぎ )

■ 性別 ／ 女性
■ 年齢 ／ 17
■ アルカナ ／ 戦車

■ 容姿 ／ 頭頂に残る濡羽色の地毛と、薬剤によって染められた全体部を占める真珠色の肩につかないほどのボブカットが特徴。両端には自分で結った団子状の束が鎮座しており、本来の髪の色と同じ色の瞳に、化粧道具で上げられた束状の睫毛がカーブを描く猫目がちな目の瞼は茶色のアイシャドウで軽く色付けされている。程よい高さを残す鼻と濃い桃色で染められた薄い唇が自称チャームポイント。151cmの小柄な体型を隠すかのように制服の上からオーバーサイズの唐紅に白のチャイナボタンが装飾されたジャージとボタンと同色のルーズソックスを着用していて、時期によって変わるが制服私服問わず余裕の持ったシルエットを好む。

■ 人物 ／ フレンドリー且つ素直、人によって態度を変える事なく分け隔てなく接し、警察官だった祖父の教えである「 弱きを助け強きを挫く 」を信条に生きる善人。しかしその正義感の強さが仇となりトラブルを招く事もある。その性格故に交友関係は広いが、自他共に認める親友は現在一人。利発そうな印象とは裏腹に運動神経は良いとは言えず代わりに座学では上位に食い込む。東京出身。家族構成は父母のみ、共働きの為家を開けている事が多く祖父は三年前に死去している。母から影響され幼少期からギターを学んでおり、中学生の頃には友人達とロックバンドを立ち上げていた。演奏動画の音源がインターネットで話題を呼び、事務所契約の話が出てきた所で警察庁にて大規模な汚職事件が発覚。違法薬物の摘発に協力する代わりに犯罪組織のトップ逮捕を見逃す、その交渉を決定づける文書が公開され関係者リストの中には祖父の名前が記載されていた。事件後事務所との契約は白紙となりバンドも解散、中高一貫校だった為逃げるように陽門館学園へと入学。尊敬していた祖父が汚職事件に関与していた、覆りようのない事実は明確だった正義に揺らぎを与える事になる。

■ ペルソナ ／ モリグナ
ケルト神話に登場する三柱一体の女神。物理に耐性があるが電撃、火炎属性弱点。人馬一体の言葉そのままに上半身は銀色の兜と甲冑を見に纏い本来の姿が一切見えない女性、下半身は同色の馬鎧で覆われた血にも近い真紅の馬体となっている。甲冑の隙間からは鴉のような羽が覗かれ背が羽を抑え込むかのように時々音を立て動く。ヤギの一種であるマーコールと似たような特徴的な角のみ兜から突き出されており、円を描くように馬の周りを三本の銃剣が周遊し攻撃時にはその何れかを使用する。