匿名さん 2023-12-19 21:56:50 |
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……っ、
(鶴原は声を出したくないのか、唇を噛みながらこくり、と小さく頷く。羞恥なのか快楽なのかは図りかねるが─色白の肌はほんのりと赤く染まり、艷やかな長い黒髪がシーツの上に散らばっていた。生理的な涙で潤んだ瞳で夏油のことを見つめつつ、鶴原の桜色の唇がゆっくりと開き─微かな感嘆を纏った声が発せられる。)
……夏油、くんは…随分と、女性の扱いに…慣れているんですね。
──
…あ、あ!あの店入ろうぜ!
(同じく周囲を見回していた如月が、ふと顔を逸らす。虎杖もそちらへ顔を向けると─ボン、と一気に顔が赤くなった。そのまま照れを誤魔化すように適当な店を指差し、そう提案する。)
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