こっちから来る風が少しだけ冷たい気がしたので。それと少しだけ水の匂いが。 (こんな確証のない提案乗ってくれるか不安だったが、案外あっさり頷いてくれた相手に安堵の息を吐くと相手に背を向け茂みの中へと足を進める。やがて足を進めてく内に聞こえてくる水の流れる音が聞こえてくると、目の前に見渡せるがそれなりに大きな水辺が現れ、そのままゆっくり近づいていき。)