…よ、かった……じゃ、俺、風呂入ってくるから…(相手がこちらに駆け寄り心配そうに声をかけ、背中を撫でながら自分のことを嫌いになっていないと言ってもらえると安心したように腕で涙を拭って。何故かそのまま鞄とスマホを手に持ち、再び壁に手を当てながらゆっくりと立ち上がると早速風呂に入ってくると言って、向かう先は部屋の外ではなく部屋にある客室露天風呂の方でノロノロと歩き出して)