はぁ…ッ、玲王、いい? (まだ何も理解出来ていないのだろうか、口の端からどちらのものかも分からない唾液を垂らしているのにそれを拭ったりせず、ただ正面にいる自分を涙を浮かべている目で見つめ名前を呼ばれるとそう思いながら、今すぐ目の前にいる相手を今よりも甘く溶かしたいという衝動に駆られるが、怖がらせないよう慎重に頬に優しくてを添える。その手つきとは裏腹に、相手を見つめる目はギラギラと光っており。)