ん~…… (相手から起きろと声を掛けられると、眉を顰めて相手のことを抱き締める力を先程よりも強くして。起きなければいけないということは頭では分かっているが、どうも目を開ける気にはならず、寝たまま行き先まで行ければいいのになんて面倒臭がりだけが考えることを頭の中で思っていて。でも、ここで起きたら多分相手は褒めてくれるんだろうなと思いながら、なら起きよ…と不本意ではあるがゆっくりと瞼を開けて。)