クォーツ 2023-10-04 14:12:16 |
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『Time is?』お金のためだけにホープ君に愛されるノエル君と気付いてるけど溺れてるホープ君のお話
「なぁなぁホープ♪」
「………また、ですか?」
「そ、いい加減アンタもたまってるだろ?」
「……どっちの意味で?」
「ん~、どっちもたまってそうだしw」
いつからこんなにも歪んだ関係になってしまったのだろう、数ヵ月前に始まった気がする、君のある発言から始まった。僕と君の馬鹿げた関係
_______
「セラ!フェニックスの血と武器買えたか?」
「うーん……それがね…武器で手一杯で血の方は買えなかったんだよね……」
「そっか、了解……」
ある日の夕方、セラがチョコボリーナの所へいったあと、所持品や買えたものの確認をする、どうにもこうにもやはり冒険に出ると出費が必ずかさむ、どう頑張ろうと足りないのだ、特にフェニックスの血も武器も高級品だ。武器に関しては素材を集めるだけでも時間がかかってしまう。とはいえ結局はギルのほうがずっと足りない、ザナドゥでセラのフラグメント武器揃えなきゃだしライブラスコープほしいしセッツァーのダイス…………は、まぁいらないけどカオスクリスタル欲しいし、10ギルで1コインだから最低でも75000、最高100000ギル必要だ、モンスター一体で数百ギルなんだからマジで一生終わらない。
「ギル、ほしいな……」
そうやって数日間悩み続けていたときザナドゥでセラとはぐれた、一人行動でもいいか、と思ってモグにセラとはぐれた事を伝えてコインを稼ぎにスロットに向かおうとした矢先に声をかけられた
「そこのにいちゃん、稼ぐ方法を知りたいか?」
「え?」
ガタイが良くて人相が悪い、少し警戒したがその言葉に思わず目を瞬かせた。今ギルは喉から手が出るほどほしい、二つ返事でその男に答えた
「正解、欲しい!、どうやったら稼げるんだ、?」
「それはだな……」
この出会いが、俺とホープの関係を拗らせるだなんて、思ってもみなかったけど
「ノエル!!!どこ?!!!」
セラの声がする、立ち上がろうにも動けず路地裏に膝をついた、腰がずきずきする、でも気持ちよかったし金も貰えた。セラにも、皆にも迷惑をかけないなんて最高の”商売”だった
「ノエル!!!?大丈夫?!」
「セラ。?勿論!大丈夫、」
座り込んでる俺に対して心配そうにさしのべられる手を断って壁に手をついて立ち上がった、若干ふらつくが問題はないだろう
「本当に大丈夫?ふらついてるし……無茶だけはしないでね?」
「了解、っとと……そういえばそろそろアイテム買わなきゃ、チョコボリーナのとこ行ってくる!」
「えっちょっノエル?!」
セラの制止を無視して一人飛び出す、一番近いとこにいるチョコボリーナからフェニックスの尾や武器、ポーションや防具、今までからは想像出来ないほどたくさん揃えれた、あぁ、本っ当に最高の商売だ!そう強く思った、セラはどんな反応をするだろうか、驚く?喜ぶ?_____疑問に思う?まぁどれでもいいしどうでもいい、俺は考えるのをやめてセラの所へ戻った
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