それから2人は、(〆)

…そっか、（　恋人なる相手と付き合って日の浅い依然として浮かれた頭ですら彼の家庭事情等聞くにも早すぎると感じ、人好きのする笑みを携えて小さく頷いて / 続く言葉には驚愕を通り越して、　）あっはは…！あんた破局させてぇの？ふ、…弟の事大事なんだな（　朗笑しつつ本音に揶揄の色を混じり合わせ相手の顔を覗き込み　）すげぇ嬉しい。継翅さんの期待に添えなかったかもしんねぇけど、ツグさんの新しい面を知れて満足。あんがと（　詰まらなさ気な相手を横目で流しつつ紡ぐ言葉は本心で / 窓の外を倣うように眺めては少々の緊張感を抱き乍ら徐々扉を開けるであろう人物に期待して　）え、もう帰っちまうの？ツグさんと鍋つつく予定だったけど継翅さんは───


（　/　アトリエの概念が崩れるって、何しようとしてたのか逆に気になるなァ？…まあ平和が一番なのは俺も同意だし、偶のスパイス程度に今回みてぇなやり方があっても楽しめるな…とは思ってる。俺が声を掛けすがらに姿を晦まして貰っても良いし、この点は任せんね。んは、丁度さみぃ中労働してきたわ。……振り切ったツグさんの口説き文句、威力がすげぇよ。なんか顔あちぃ…　）