それから2人は、(〆)

…ありがと。…あんまり無いよ、俺強いし。…継彦に粉掛けそうなら徹底的に潰したし。（　嫌な思い出なのか、言い切るも寝起きより機嫌悪そうな表情浮かべて/嫌がることを好む悪食は双眸に愉悦浮かべたまま片方の肩を少し落として）　ー…そうしたらいい。…まあ、…アイツにとってもそこまで楽しいことでは無かっただろうから、…タイミングは大事かもね。（含むような物言いだが終始口調は虚ろ、まるでそこまでの思い入れがないかの如くで/見え隠れする警戒の『色』が自身には色彩のように伝わり、眉を少し下げながらものんびり液晶の画面に視線落とし）…多分、…君だろ、これ。…なんかちょっと前珍しくめっちゃテンション高い感じで送られてきて。…違ったらごめんだけど。（見せたのは何処にでもあるトークアプリ画面、自分と弟のやり取りの一つをスクロールして止める。『兄さんこれ貰った』『すごく美味しくてやばい』と語彙力ないいくつかの返信とともに写真が添えられていて。それは少し前に彼が作ってくれた煮卵が入ったタッパーに花丸の絵文字スタンプが追加されたもので）


（　/ …おお、そんなヘビーなとこ責めないし僕もそれは苦手だ…。大丈夫、そんなことはないから…！）