安藤継彦 2023-10-03 00:07:42 |
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…っ、…そうだよな。…時折嫌になる程思い知らされるな、君の言葉は。──…(止まることなどしないのは予想の範疇ではあるが内容までは予測出来ず久方ぶりに浴びるそれらを真芯から受けたなら一寸喉を詰まらせ。息を吐き出し沸々赤くなる顔を見られたくなさそうに外側に視線を逃し/指先が耳のライン準るなら微かにくすぐったそうに肩を揺らし)…別にたまには甘えるだろ、…久しぶりなんだから、僕だって素直になる時はある。(自分らしくないのは薄々勘付く所はあって悔しげに眉を益々寄せながら言い訳じみた口調になり/一瞬感じる腕の重みや指先、顔の高い位置に触れる温かな感触に順に視線が移ろい。動作の端々に宿る感情に鈍いわけでもなく、不意に肩に回る彼の腕、指先の先端を軽く握ろうと自分の手を持ち上げ試み)…ちゃんと寂しかったってことなのかな。…ちなみに僕はそうだ。…すごく会いたかった。(伏せた瞼を緩々持ち上げ、彼と視線を合わせるなら眉を下げながらも確りと嬉しそうな眼差しのまま笑って)
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