こどもじゃないもん！〆

そうなのか？じゃあ、あの後無事に出産出来たんだな…良かった…
(僕のお母さん、と聞けば、自分は怪我を負って直ぐその場から離れてしまい、一瞬のことで顔も覚えていなかった為にあの後どうなったのか暫くの間気にかけていて。こうして無事に生まれてくれて良かったと、目を細めつつ微笑み)
おっと…へぇ、それは嬉しいな。けど悪い、俺と長居してたらダメだ
(飛び付いてきた小さな兎の子を抱き止めてやり、そっと優しく頭を撫でながら話を聞いて。自分に会いたかったと話すその子に嬉しそうな笑顔を見せるものの、一緒に居てはダメだと兎の子の脇を掴んで引き剥がそうとして)